米ソニーのラブコメ「The Broken Hearts Gallery」、ノーラン監督「TENET」より先に公開
2020年6月15日 08:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスの感染者減少に伴う制限措置の緩和を受け、アメリカ国内の映画館が営業再開に向けて動き出すなか、米ソニー・ピクチャーズが新作映画「The Broken Hearts Gallery(原題)」を、“コロナ明け”第1弾になるものと見られていた米ワーナー・ブラザースの「TENET テネット」より1週間早い7月10日から全米で劇場公開することがわかった。英ScreenDailyが報じている。
「ゴシップガール」「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」などの米ヒットドラマで脚本を手がけてきたナタリー・クリンスキーの監督デビュー作となる本作は、ニューヨーク・マンハッタンの画廊で働くヒロインが、元カレたちとの思い出の品々を陳列した展示コーナーを設けたことから、思いもよらない恋模様が展開していくさまを描くロマンティックコメディだ。
コメディ映画「ブロッカーズ」で注目されたジェラルディン・ビスワナサンがヒロイン、Netflixの大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」でブレイクしたデイカー・モンゴメリーが相手役を務めるほか、スキ・ウォーターハウス(「名探偵ピカチュウ」)、アルトゥーロ・カストロ(ドラマ「ナルコス」)、テイラー・ヒルら若手注目株がキャストに集結。製作総指揮には、歌手で女優のセレーナ・ゴメスも名を連ねている。
カリフォルニア州が6月12日を解禁日として映画館の営業再開を許可したことを受け、同月19日から段階的に営業を再開すると発表したシネマークに続き、米シネコンチェーン最大手のAMCも、クリストファー・ノーラン監督最新作「TENET テネット」の公開に合わせ、アメリカ国内の全館を7月17日までに再開すると宣言した。
その後もディズニーの実写版「ムーラン」が7月24日に、大ヒットDC映画の続編「ワンダーウーマン 1984」が8月14日にそれぞれ全米公開を控えており、本格的な再始動に向けた期待が高まる。
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