エバ・デュバーネイ監督「グローリー 明日への行進」が無料レンタル配信
2020年6月10日 11:00

[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズが、エバ・デュバーネイ監督作「グローリー 明日への行進」(2014)を、6月末までデジタルプラットフォームで無料レンタル配信することを発表した。
この発表の直前に、同作に主演した俳優デビッド・オイェロウォが、2014年のロサンゼルスプレミアで起こった出来事を告白したばかり。米バラエティによれば、オイェロウォやデュバーネイ監督、共演者らは、14年7月に黒人男性エリック・ガーナー氏が警察官に窒息死させられた事件に抗議するため、「I Can't Breathe(息ができない)」とプリントされたTシャツを着用してプレミアに出席したが、これにアカデミー会員たちが反感を抱き、同作をサポートしないことをスタジオに通知したという。
デュバーネイ監督も、この告白を「真実だ」とTwitterでリツイートした。これに対し、映画芸術科学アカデミーは「エバ、デビッド、確かにその通りです。許されることではありません。私たちは組織の向上に努めています」とツイートしている。
「グローリー 明日への行進」は、1960年代のアメリカ公民権運動の最中に起きた“血の日曜日事件”を題材にした歴史ドラマ。マーティン・ルーサー・キング・Jr.牧師(オイェロウォ)の指導の下、アラバマ州セルマで黒人の有権者登録の妨害に抗議するデモが膨れ上がり、事態は大統領を巻き込んでセルマのみならず世論を動かすうねりとなった。同作はアカデミー賞で作品賞にノミネートされたがその他主要部門は候補にも入らず、受賞は主題歌賞のみだった。
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