エミリー・ブロンテ伝記映画に「セックス・エデュケーション」エマ・マッキー主演
2020年5月31日 16:30

Photo by David M. Benett/Dave Benett/WireImage/Getty Images
[映画.com ニュース] Netflixの人気ドラマ「セックス・エデュケーション」でブレイクした女優エマ・マッキーが、名作「嵐が丘」の作家エミリー・ブロンテを描く伝記映画「Emily(原題)」に主演することがわかった。
ゴールデングローブ賞ノミネートの女優フランシス・オコナーが、自らの脚本をもとに長編初メガホンをとる。マッキーのほかに、「女王陛下のお気に入り」「ハリエット」のジョー・アルウィン、「ダンケルク」のフィオン・ホワイトヘッド、「リトル・ジョー」でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞したエミリー・ビーチャムが出演する。
米Deadlineによれば、本作は30歳で死去したブロンテの人生に焦点を当て、マッキーがブロンテを演じる。アルウィンはブロンテの葛藤を抱えた恋人役、ホワイトヘッドはブロンテの自己破滅的な兄ブランウェル・ブロンテ役、ビーチャムは姉で小説「ジェーン・エア」の作家シャーロット・ブロンテ役を演じる。
オコナー監督は本作について、自分の内なる声に耳を傾け、可能性を見出そうとしている現代の若い女性たちに向けたラブレターのような作品になると語っている。「ハリー・ポッター」シリーズのデビッド・バロン、ピアース・テンペスト、ジョー・バムフォード、ロバート・コノリー、ロバート・パターソンがプロデュース。「Emily(原題)」は2021年初頭に英ヨークシャーでのクランクインが予定されている。
主演に抜てきされたマッキーは、エイサ・バターフィールドと共演の青春ドラマ「セックス・エデュケーション」で、トレーラーハウスに住む反骨心おう盛な読書家の女子高生メイヴを演じて注目を集めた。新作は、作家アガサ・クリスティの代表作をケネス・ブラナー監督・主演で映画化する「ナイルに死す(Death on the Nile)」で、ガル・ギャドット、アーミー・ハマー、レティーシャ・ライト、アネット・ベニング、ラッセル・ブランドと共演。同作は10月9日全米公開の予定だが、新型コロナウイルスの影響で変更となる可能性もある。
(映画.com速報)