幽霊美女の裸踊りとチープすぎる特撮SF 映画史に輝く“サイテー映画”2作が配信&ソフト発売
2020年4月28日 00:00
[映画.com ニュース]墓場からよみがえった美女の霊たちが裸で踊り狂う姿を描き、カルト的人気を集めるエロティックホラー「死霊の盆踊り」HDリマスター版と、エド・ウッドが“映画史上最低の監督”としてその名を映画史に刻んだ「プラン9・フロム・アウタースペース」総天然色版が、5月29日からデジタル配信開始、7月3日にブルーレイとDVDが発売される。
日本では1987年に劇場初公開された「死霊の盆踊り」(65)は、墓場に迷い込んだカップルが遭遇する悪夢の一夜を描く物語。徹底的にくだらない設定、ストーリー性皆無の展開に意味不明なセリフ、驚くべきダイコン演技……と批判を集める一方で、女幽霊たちが狂ったように踊り続けるハイクオリティなヌードとダンスのコラボレーションが注目を集めた。映画評論サイト「Rotten Tomatoes」で0%のスコアを叩き出すなどして、マニアックなファンから絶大な支持を集めている。
「プラン9・フロム・アウタースペース」(59)は、日本では1995年に劇場初公開。軍拡競争で自滅の道をたどる人類に警告するため、外宇宙からやって来た宇宙人が地球を征服する「第9計画」を発動するという物語。説得力皆無の珍妙なストーリー、意味不明なセリフと台本棒読みの演技、チープ過ぎる特撮で、1980年に出版された「ゴールデン・ターキー・アワード」で“映画史上最低の作品”に選ばれ、エド・ウッドが“映画史上最低の監督”のダブル受賞を果たした作品。エド・ウッド自身が「これぞ私の誇りと喜び」と語った代表作が、製作から60年、HDカラライズドを施した“総天然色版”となって蘇る。
「死霊の盆踊り」には初回限定特典としてアウターケースと、幻の続編企画の台本を収録したブックレットが付属。さらにブルーレイ限定特典映像として女優ナデシダ・ドブレフや助監督テッド・V・マイクルズのインタビュー、さらに音声特典としてルドルフ・グレイと映画監督フランク・へネンロッターのオーディオ・コメンタリーを収録。本編は、撮影監督ロバート・カラミコが設計した正式な上映サイズであるアストラヴィジョン(アメリカン・ビスタサイズと同じ1:1.85)でのHDリマスター版で、日本初リリースとなる。
「プラン9・フロム・アウタースペース」には、リーフレットとアウターケースが初回限定で付属し、特典映像としてモノクロ版の本編と、エド・ウッドの短編、予告編集を収録。本編は、製作時に撮影監督が設計した本来の上映サイズであるアメリカン・ビスタサイズで収録される。
2作ともにDVDは3800円(税別)、ブルーレイは5800円(税別)。配信サービス鑑賞料はまとめページ(https://Movie.lnk.to/bonodoriPR)(https://Movie.lnk.to/plan9PR)で告知する。
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