ディカプリオ&デ・ニーロが「共演権」をプレゼント 新型コロナ基金への寄付呼びかけ
2020年4月19日 13:00

[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロというハリウッドを代表する名優2人が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済的に困窮している人々を支援するため、ユニークな寄付金集めを展開している。
ディカプリオは4月15日(現地時間)、自身のインスタグラムに投稿した動画を通じて、「All In Challenge(オール・イン・チャレンジ)」と名付けた募金活動を告知。寄付を行った人のなかから抽選で選ばれたひとりに、ディカプリオとデ・ニーロが共演を果たす名匠マーティン・スコセッシの新作「Killers of the Flower Moon(原題)」での“共演権”をプレゼントするという太っ腹な企画で、当選者は豪華キャストと撮影現場で丸1日過ごせるだけでなく、映画のプレミアにも出席できるという。
スプリットスクリーンを使い、それぞれの自宅からビデオメッセージを届けた2人は、「お年寄りや子どもたち、失業者や低所得家庭といった社会的弱者は、かつてない困難に直面しています。そんな彼らに救いの手を差し伸べるために、このチャレンジを通してぜひ皆さんに協力してもらいたい」(デ・ニーロ)、「偉大なるマーティン・スコセッシ監督と仕事をするのがどんな体験なのか知りたい人たちには、またとないチャンスですよ」(ディカプリオ)と呼びかけた。
ディカプリオからの指名を受け、いちはやくチェレンジに参加した人気司会者のエレン・デジェネレスは、同じく寄付した人のなかから抽選でひとりに、自身のトーク番組で共同司会を務める権利をプレゼントすると公約。オスカー俳優マシュー・マコノヒーは、地元テキサスでNFLのアメリカンフットボールの試合を一緒に観戦する権利を提供することを表明した。
デジェネレスから指名を受けた歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイクは、米カリフォルニア・モントレーにある名門ペブルビーチ・ゴルフリンクスで、ビル・マーレイらセレブとともにゴルフをプレイした後、一緒にディナーまで楽しめるという夢のような“景品”を約束したうえで、伝説的プロゴルファーのタイガー・ウッズと米人気司会者ジミー・ファロンを次なるチャレンジャーに指名した。
ディカプリオが4月1日に新たな慈善団体「America's Food Fund(アメリカ食糧基金)」を設立したことにあわせて提案した同チャレンジは、開始からわずか72時間で1300万ドル(約14億円)の寄付金集めを達成。寄付金は、新型コロナウィルスによるロックダウン(都市封鎖)で食糧危機に陥っている低所得家庭や高齢者、子どもたちに食事を届ける「ミールズ・オン・ホイールズ」「ノー・キッズ・ハングリー」「フィーディング・アメリカ」などの慈善団体に全額寄付される。
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