ケイト・マッキノン、エキセントリックな動物保護活動家描くミニシリーズ「Joe Exotic」に主演
2020年4月12日 20:00
[映画.com ニュース] 「サタデーナイト・ライブ」「ゴーストバスターズ」で知られるコメディ女優ケイト・マッキノンが、エキセントリックな動物保護活動家を描く新ドラマ「Joe Exotic(原題)」に主演する。
同作は、トラやライオンなどネコ科の大型動物を集めて帝国を築いたジョー・エキゾチックことジョゼフ・マルドナド=パッセージと、その宿敵キャロル・バスキンに焦点を当てるもの。マッキノンがバスキン役を演じ、制作総指揮も務める。
バスキン本人も出演しているNetflixのドキュメンタリーシリーズ「タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!」が現在、アメリカで大ヒット中だ。こちらは米オクラホマ州でトラやライオンなどの繁殖施設を経営し、歌手としてミュージックビデオも多数リリースするなど、強烈な個性を放つエキゾチックを描くシリーズ。エキゾチックは殺し屋を雇って動物保護活動家バスキンを殺害しようとした罪を含め、動物虐待などの罪で懲役22年の有罪判決を受けている。
ネコ科大型動物のマザー・テレサことバスキンは、米フロリダ州タンパで非営利団体ビッグ・キャット・レスキューの代表を務めている。米Deadlineによれば、マッキノン主演のリミテッドシリーズ「Joe Exotic(原題)」は、バスキン自身の波瀾万丈な過去も明らかになり、エキゾチックが彼女の偽善を暴こうとするようだ。エキゾチックを演じる俳優は未定。UCP製作で、今のところ放送局または配信プラットフォームは決まっていないが、Netflixが獲得に向けて動くと見られている。