米ディズニー、「アルテミスと妖精の身代金」の劇場公開を断念

2020年4月7日 11:00

ケネス・ブラナーがメガホンをとるSFファンタジー巨編
ケネス・ブラナーがメガホンをとるSFファンタジー巨編

[映画.com ニュース]米ウォルト・ディズニーが、5月29日に全米公開予定だった新作映画「アルテミスと妖精の身代金」の劇場公開をとりやめ、代わりにストリーミングサービス「Disney+」で独占配信することを発表した。

同作は、アイルランドの作家オーエン・コルファーによる大ベストセラー「アルテミス・ファウル」シリーズを原作に、ケネス・ブラナーがメガホンをとるSFファンタジー巨編。伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年アルテミス・ファウル2世とハイテクを駆使する妖精たちとの戦いを、壮大なスケールで描く。コリン・ファレルジュディ・デンチジョシュ・ギャッドら実力派俳優の競演でも話題を集めている。

当初の2019年8月9日から20年5月29日へと、すでに一度公開が延期されている同作だが、新型コロナウィルスの感染拡大防止策として米国内のシネコンがほぼ全面閉鎖となっている現状を踏まえ、ディズニーはデジタル配信に踏み切る決断を下した。

Disney+のマーケティング・プレジデントを務めるリッキー・ストラウス氏は、「映画館に足を運ぶことが不可能になりつつあるなか、『アルテミスと妖精の身代金』をDisney+で観客の皆さんにお届けできることに、私たち一同大変興奮しています。ケネス・ブラナー監督と豪華キャストが、多くのファンが長年映画化を待ち望んでいた傑作小説の、空想と色彩に満ちたファンタスティックな世界へと観客を誘う本作は、家族みんなで楽しめる、サマーシーズンにぴったりの素晴らしい作品。ぜひDisney+でご鑑賞ください」とコメントしている。

新型コロナウィルスの影響により、ハリウッドのメジャースタジオが軒並み新作映画の公開延期を余儀なくされているが、現時点でVODスルーに踏み切ったのは、米ユニバーサル・ピクチャーズの新作アニメ「トロールズ ミュージック★パワー」、クメイル・ナンジアニイッサ・レイ共演による米パラマウント・ピクチャーズのロマンティックコメディ「The Lovebirds(原題)」の2作品のみで、これほどの大作が劇場未公開となるのは極めて異例と言える。

アルテミスと妖精の身代金」は、5月29日からDisney+で独占配信。日本での公開については、形態・公開日ともに未定。

(映画.com速報)

Amazonで今すぐ購入

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース