「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」で山浦未陽監督ら撮り下ろし新作短編も上映
2020年3月28日 11:00
[映画.com ニュース] 「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」が、6月5日から25日までテアトル新宿で開催されることが決定。昨年の第13回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門のグランプリ受賞作品などが上映される。
これまで多くの若手監督を輩出し、“インディーズの登竜門”と注目されている同映画祭。第13回の弁慶グランプリ は芳賀俊と鈴木祥が監督した「おろかもの」(脚本:沼田真隆)で、キネマイスター賞、2つの俳優賞(笠松七海、村田唯)、観客賞の5冠を達成した。TBSラジオ賞は白磯大和監督「中村屋酒店の兄弟」、そして山浦未陽監督「もぐら」が映画.com賞、俳優賞は中川奈月監督「彼女はひとり」に主演した福永朱梨も受賞した。セレクションでは各受賞作品に加え、中川監督と山浦監督は撮り下ろしの新作短編も上映予定。
映画.com賞を受賞した「もぐら」は山浦の初監督作品。川崎の夜の街を舞台に、加藤才紀子が演じるデリヘルで働くあおいと、見津賢演じるデリヘルの新人ドライバーけいたが互いに抱える孤独を、独特な感性と視点で描いた。昨年、慶應義塾大学環境情報学部を卒業したばかりの山浦監督は「どんな世界で、何をしていても、今を必死に生きていることに変わりはなくて。この映画はそのほんの一部です。ぜひ、ご覧ください」とコメント。また、新作短編については、「前作『もぐら』の背景には“家族”の存在がありました。そして今、ある“親子”を描いた新作を制作しております。ぜひ劇場でご覧いただけたらと思います!」としている。
なお、第14回田辺・弁慶映画祭は11月13日から15日の3日間、和歌山県田辺市の紀南文化会館で開催。コンペ部門の作品募集は4月13日からスタートする。「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」は7月10日から16日までシネ・リーブル梅田でも開催される。
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