美女モデルが殺し屋に変身!「ANNA アナ」最強ヒロインとらえた場面写真
2020年3月25日 09:00
[映画.com ニュース]「レオン」「ニキータ」のリュック・ベッソンが監督・脚本・製作を務める「ANNA アナ」の場面写真が公開された。美貌とスタイルを生かして様々な“顔”で敵を欺き、任務を遂行する最強の殺し屋・アナの姿を切り取っている。
1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた殺し屋アナ。美しきファッションモデルやコールガールなどの複数の顔を持つ彼女の使命は、国家にとって危険な人物を次々と消し去ること。一流の暗殺者となったアナだったが、アメリカのCIAの巧妙な罠にはめられ、捜査官レナードから驚愕の取引を迫られる。
アナを演じたのは、シャネル、ディオール、ヴァレンチノなどのハイブランドのモデルを務めてきたサッシャ・ルス。場面写真は、銃を構える殺し屋としての顔だけではなく、人形の売り子、コールガール、ファッションモデルなどに扮した姿をとらえており、多種多様な衣装を完璧に着こなしているだけでなく、さすがのポージングを披露している。
ルスが着用する衣装だけで約50着も用意されたそうで、衣装デザインのオリビエ・ベリオは「アナのルックスは常に変わり続けているから、ほんの5分前には存在していなかった新しい殺し屋を常に作り続けなければならなかった。一つ一つのペルソナがアナであることには変わりないが、前に見たものとは微妙に違っている」と、並々ならぬこだわりを語っている。
髪型にも複数のパターンが存在し、ベッソン監督が生みだした歴代ヒロインの面影も垣間見える。黒髪ボブスタイルは「レオン」のマチルダ、鮮やかなオレンジ色の髪は「フィフス・エレメント」のリールー、少しウェーブのかかったブロンドのショートヘアは「LUCY ルーシー」のルーシーを彷彿とさせ、往年のベッソン作品のファンは注目だ。
「ANNA アナ」は5月8日から全国公開。
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