剛力彩芽が「お終活」で6年ぶり映画出演 「楽しくやらせていただいています」
2020年3月16日 17:00

[映画.com ニュース]人気グループ「BOYS AND MEN」の水野勝が主演する映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」(2021年春公開)の製作発表記者会見とセットビジットが3月16日、千葉県流山市の柏日本閣で行われ、水野、剛力彩芽、松下由樹、高畑淳子、橋爪功、香月秀之監督が勢ぞろいした。
本作は、終活をモチーフに、葬儀社に勤務する主人公、菅野(水野)が、離婚危機にある結婚40数年になる大原夫妻(橋爪、高畑)と知り合い、積み重ねた人生を一度整理する大切さを教えながらも、自身も絶縁していた父親との関係を見つめ直すというストーリー。
この日は離婚の危機を迎える熟年夫婦役の娘役として、剛力の出演が新たに発表。会見に出席した剛力は「熟年離婚寸前の両親って、想像がつかない。お二人の些細なけんかから始まり、大きくなっていくのを見ていると、どうしてもお母さん寄りになったりもする。ナチュラルに娘として存在し、お芝居の中でリアルに感じたい。私達の立場から見て、夫婦、両親はどう見えるのか、何かを考え直すきっかけになればと思っています」と話した。
映画出演は2014年4月公開の「L・DK」以来。「お芝居は久しぶりで、すごい緊張しましたが、素敵なキャストさんばかり。温かく迎えてくださったので、楽しくやらせていただいています」といい、映画の内容にちなみ、「人生整理したことは?」と聞かれると、「私も洋服の整理をしたばかり。小さい時から大事にしている物もたくさんあるので、これからの人生のために振り返って、メモしたり、家族に聞いてみたりしたい。楽しみながらお片付けをしたい」とも語った。
葬儀会社の新入社員を演じる主演の水野は「実際に(本作の葬儀監修、ロケ協力の)一柳葬具總本店さんに足を運び、講習を受けさせていただきました。ベテランの方々の胸を借りて、真摯に役に向き合いたいです。僕はBOYS AND MENというグループ活動と並行して、役者をやらせていただいています。グループは10周年になって転換期。人生整理ではないですが、グループ活動と役者業を一生懸命やっていきたいと思います」と意気込んでいた。
コロナウイルス対策として、取材陣、関係者はマスク着用の上、アルコール消毒、検温を行った上での参加。100人弱のメディアが集まり、橋爪は「たくさん、いらっしゃったんですね。この様子を山田洋次監督が見たら、嫉妬するんじゃないかな」とユーモアたっぷり。香月監督も「撮影にもコロナの影響はあったが、このまま乗り切れそうな感じです」と報告。この日は、同所で、真一(橋爪)と千賀子(高畑)の金婚式にて千賀子が所属するコーラスグループによる歌唱シーン、子供たち(剛力)が両親に贈り物をするシーンの撮影も行われた。
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