森に浮かぶ顔、ルーン文字に意味も…話題「ミッドサマー」に隠された謎とは?
2020年2月28日 19:00

[映画.com ニュース]「ヘレディタリー 継承」のアリ・アスター監督と、気鋭のスタジオ「A24」が再びタッグを組んだスリラー「ミッドサマー」(公開中)。公開初日にTwitterでトレンド上位に入り、劇中に散りばめられたさまざまな伏線や謎についての考察が盛り上がりを見せている。
家族を失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地にあるホルガ村で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……。それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
2月21日から全国公開され、早朝の回から10・20代の女性グループやカップルも多く来場し、上映館数106スクリーンながら、公開4日間で動員7万7125人、興行収入は1億1545万400円を記録した。
鑑賞者の考察が盛り上がるなか、とある謎が隠された画像を入手した。終盤、ダニーが立ったまま村人たちに担ぎ上げられるシーンだが、左上の森をよく見ると、人間の顔を形成しているのがわかる。口元にはガスの排気チューブが長く伸びているように見えるが、ガスといえば鑑賞者ならピンとくるはず。
そのほか、映画.comのインタビューに応じたアスター監督は「スウェーデンの国旗と一緒で、映画のなかのいろいろな場所で青と黄色が使われている」「ダニーと(恋人の)クリスチャンの衣装にも注目してほしい。話が進むにつれてダニーの衣装は明るく、クリスチャンは暗くなっていく」と明かしていた。
公式HPでは、鑑賞者限定の完全解析ページ(https://www.phantom-film.com/midsommar/mystery/index.html)が用意されており、なかにはホルガのあらゆる場所に記されたルーン文字の解説も。アスター監督の細やかな恐怖演出に驚くはずだ。
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