架空の島の売春宿で起こる壮絶な闘い 監督・佐藤二朗×主演・山田孝之「はるヲうるひと」特報
2020年2月24日 18:00
佐藤監督が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演され、14年に再演された人気舞台を、自ら脚本、監督を手掛け映画化。佐藤監督は「架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる男女が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし」と語る。山田のほか、仲里依紗、今藤洋子、笹野鈴々音、駒林怜、太田善也、向井理、坂井真紀に加え、佐藤監督もキャストとして出演する。
物語の舞台は、至るところに「置屋」が点在する島。ある「置屋」にその“三兄妹”はいた。長男の哲雄(佐藤)は店を仕切り、凶暴凶悪な性格で恐れられている。次男・得太(山田)は哲雄にこびへつらい、子分のようにしたがっている。長女・いぶき(仲)は、長年の持病を患い床に伏しいてる。ここで働く4人の個性的な遊女たちは、哲雄に支配され、得太をバカにして、いぶきに嫉妬していた。女を売る家で唯一女を売らず、それどころか優遇された箱入り娘。しかも、いぶきはだれよりも美しかった。その美しいいぶきを、得太は幼少から見守り、寄り添っていた。
キービジュアルは、金髪姿の山田、佐藤、仲をとらえ、「笑え、殺したいほど憎くても。」というコピーを添えたもの。特報では、縁側にいる得太といぶきが「試しに笑え」「無理でも笑え」と言葉を交わす光景からスタート。「今日は客、何人連れて来た?」「己の身の丈もちゃんとわからないの?」と威圧的な態度をとる哲雄、慟哭する得太の姿などをとらえている。
「はるヲうるひと」は、5月15日から東京・テアトル新宿ほか全国公開。
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