「萌え」の英訳はmoe!? 「ヲタ恋」イタリア・ウディネ映画祭コンペ部門に選出
2020年2月20日 19:00
BLを愛する「隠れ腐女子」の桃瀬成海(高畑)と、仕事はできるが重度のゲームオタクである二藤宏嵩(山崎)が繰り広げる不器用な恋愛模様をコミカルに描く。2018年にテレビアニメ化もされた人気コミックを「勇者ヨシヒコ」「銀魂」シリーズの福田雄一監督が実写映画化。2月7日から全国304スクリーンで公開された。
国内での封切りに先立ち、2月1日(現地)にフランスで行われた漫画関連のイベント「アングレーム国際漫画祭」で公式上映が行われた本作。舞台挨拶では現地の様子がスクリーンに上映され、「皆さん、いいこといっぱい言ってくれていますね」(高畑)、「自分自身でいることの大切さを説いてくれた、って本当にその通りだと思う」(山崎)と海外ファンの反応に興味津々だった。
また、劇中に登場する“ヲタ用語”がどう英語訳されているかクイズで出題されると、高畑と山崎は思案顔。「きゃわたん」がcute、「尊い」がpreciousとほぼ意味通りに訳される一方、「萌え」がそのままmoeだと知ると、「萌えだけ特別扱いですね。でも、確かに説明が難しい」(高畑)、「ファイヤーじゃないんですか?」(山崎)と意外な解答に驚いていた。
舞台挨拶では、本作がイタリアで開催される「第22回ウディネ・ファーイースト映画祭」のコンペティション部門に出品されることが明らかに。高畑が「さらに世界にオタク文化が広がれば。見てほしいところ? 山崎くんの顔芸ですね(笑)」と期待を寄せると、山崎も「そうですね、顔芸がグローバル化すれば」。そして「映画に国境はないので、どんどん広がってほしい」と話していた。
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