波瑠、「衣装合わせに9時間」人気脚本家・遊川和彦の強いこだわりに驚き
2020年2月19日 20:10

[映画.com ニュース]人気ドラマ「家政婦のミタ」「女王の教室」などを手がけた脚本家・遊川和彦のオリジナル脚本による第2回監督作品「弥生、三月 君を愛した30年」の完成披露試写会が2月19日、都内で行われ、遊川監督をはじめ、主演を務める波瑠、成田凌、岡田健史、小澤征悦、黒木瞳が登壇した。
波瑠と成田が演じる2人の男女が出会いから、別の相手との結婚や離婚、災害、配偶者の死を経験する30年間を3月の出来事だけで紡いでいく恋愛ドラマ。主人公・弥生の10代後半から50代まで演じた波瑠は「脚本に感動しましたが、純粋な強さをもつ弥生さんを自分がお受けしても、対応しかねると思った」と振り返り、「お断りをするために、遊川さんとお会いした」と明かした。
遊川監督が「あっ、そうだったの?」と驚きの表情を見せると、「でも、監督の情熱に負けてしまいました。こういう方とお仕事できる機会はないんじゃないかと思って」と一転、オファーを快諾した経緯を説明。遊川監督は「波瑠さんは、弥生さんに似ている部分があると思ったし、この人が演じれば、嘘がないんじゃないかと思った」とキャスティングの理由を明かしていた。
こだわりの強さで知られる遊川組について、波瑠は「それを語りだしたら、時間が足りません」と思わず本音。「衣装合わせに9時間かかって、終わらなかった(笑)。これが遊川組の洗礼かと……」と振り返ると、遊川監督は「まあ、30年分ですからね。髪型や小物も含めて。さすがにへとへとになった」と本作ならではの苦労を語った。
そんな2人の現場でのやりとりに、成田は「互いに正義と正義がぶつけ合っていた。2人とも言うことが正しかったので」と回想。「僕ですか? 遊川さんは脚本も書いているし、神様のような存在なので、言うことは全部ハイって従順に聞いていました」(成田)、「いや、そうでもないです。そんな簡単な人じゃない」(遊川監督)と“駆け引き”を繰り広げていた。
「弥生、三月 君を愛した30年」は、3月20日から全国東宝系で公開。
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