日本とアフリカ5カ国の女性作家が奈良で短編製作 ユネスコと河瀬直美監督のプロジェクト
2020年2月17日 14:00

[映画.com ニュース]2月13日(現地時間)、仏・パリのユネスコ(UNESCO/国連教育科学文化機関)本部で開催された148カ国とEU加盟国が集う「文化的多様性の保護及び促進に関する条約政府間委員会会合」で、ユネスコ事務局長のオードレ・アズレ氏と河瀬直美監督が、奈良市内で日本とアフリカ5カ国の女性映像作家が参加するワークショップ開催を発表した。
本プロジェクトは、アフリカの女性を支援するユネスコと、次世代の作家育成を支援するなら国際映画祭(NIFF)との思いが重なり実現。日本とアフリカ5カ国(ブルキナファソ、ケニア、セネガル、ナイジェリア、南アフリカ)から12名の女性映像作家が、河瀬監督の第60回カンヌ映画祭グランプリ受賞作「殯の森」の舞台で3月30日から2週間の撮影合宿を行い、2人一組で短編映画を製作する。完成した作品は2020年なら国際映画祭で上映される。
なら国際映画祭2020は9月18日~9月22日奈良市内で開催。
「アフリカの女性が置かれている現実は厳しいものです。けれど、そこから生まれる“強さ”があります。その強さが人の心を動かし生まれる感動があります。私たちの出会いは、これまで別の時間を生きてきたもの同士が宝物を発見する手がかりとなるでしょう。この取り組みは作品制作をすることだけで終わるのではありません。 彼女たちにとって人生を変える体験になるのではないでしょうか? この偉大なる航海を想像すると胸の高鳴りが止みません」(河瀬監督)
「アフリカの若い女性監督たちが自らの声を世界に発信していくことをユネスコは支援します。約600名が応募してきたということは、その必要性、可能性があることの現れです。このワークショップは選ばれたアーティスト10名を応援するメッセージを送っているだけでなく、彼女たちの創作活動がしやすい環境づくりを支援する必要があると、各国の政府に向けたメッセージでもあります。こうしたワークショップを支え、法律面、仕組み、資金的な援助等、残された課題に取り組む必要性、中でもアフリカの女性に向けた活動にユネスコは寄り添っていきたいと考えています」(アズレ氏)
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