新田真剣佑「るろうに剣心」シリーズ史上最恐の敵・縁役に挑戦! ビジュアル初披露
2020年2月13日 05:00
[映画.com ニュース] 俳優の新田真剣佑が、「るろうに剣心」シリーズの完結編「るろうに剣心 最終章 The Final」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」に出演していることがわかった。新田が演じるのは、シリーズ史上最恐の敵・縁(えにし)。今回の配役決定に伴い、ビジュアルも初披露された。
佐藤健と大友啓史監督がタッグを組み、和月伸宏氏の人気漫画を実写化した同シリーズ。「るろうに剣心」「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」に続く“最終章”は、原作・アニメにおける「追憶編」と「人誅編」をもとにした物語。「るろうに剣心 最終章 The Final」では縁との死闘をとらえ、剣心(佐藤)の“十字傷”の秘密を明かす「るろうに剣心 最終章 The Beginning」へと続いていく。
新田が扮する縁は、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み、志々雄真実を操っていた男。剣心に強烈な恨みを持ち、剣心と関わる全てのもの、彼が築いた新時代をも破壊するために“人誅”を仕掛けてくる。シリーズ初参戦となった新田は「実は何年も前にオファーを頂いていて、その時はとても嬉しかったです。ただ、これだけ有名な作品への出演と、アクションシーンもある撮影がどうなっていくのか、全く想像つきませんでした」と告白。大友監督、プロデューサーの小岩井宏悦氏は、新田の起用について、こう語っている。
大友監督「初めて対面した時、その真直ぐな眼差しの強さに惹かれ、すぐに彼以外考えられないとプロデューサーに話したことを鮮烈に覚えています。縁という役に不可欠な、圧倒的な若さと凄味。そして、その底に潜む狂気のような純粋さと繊細さ。大きな可能性とスケール感を体現した存在として、彼は僕の目の前に現れました。その時の直感に間違いはなかったことを、今ひしひしと感じています。縁のトレードマークである白髪とオレンジの衣装、それらを着こなす彼の身体や感性はまさに日本人離れしたもので、剣心を脅かす存在として、そのとてつもないポテンシャルが十二分に発揮されています」
小岩井氏「人誅編の実写化は、縁と言う特殊な役を演じることができる俳優がいないと成立しません。どこかに幼さを残しインターナショナルな雰囲気があって圧倒的なアクションと演技で剣心を追い込むことができる、そんな俳優です。デビュー当時に会っていた真剣佑さんしかいないと思い、2017年に企画を立ち上げる段階で大友監督に会ってもらいました。このタイミングで新田真剣佑という俳優が存在していたことに何か運命的なものを感じます」
「るろうに剣心」シリーズといえば、谷垣健治による世界レベルのアクションも見どころのひとつだ。新田は、壮絶な撮影について「とてもハードでしたが、大友監督やアクション監督の谷垣さん、アクションチームに支えられながら、本当になんとか乗り越えられました。何日も撮影が続き身体も悲鳴をあげていましたが、すごく良い経験になりました。また、セットも巨大で大規模な撮影でしたので、毎回驚いていました」と述懐。さらに、公開を待ち望むファンへメッセージをおくっている。
新田「頭からすごいアクションがあります。そして、剣心と縁が出会うシーンや、剣心との闘いを繰り広げるシーンを、身を削りながら撮影したので是非見てもらいたいです。僕も一ファンとして過去3作品全部を見ていますが、この作品もとても面白くなっていると思いますので、是非縁を含め期待して待っていてください」
「るろうに剣心 最終章 The Final」は7月3日、「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は8月7日から全国公開。
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