この後何が起こる? 「ミッドサマー」意味深な祝祭シーン公開
2020年2月7日 18:00
[映画.com ニュース] 「ヘレディタリー 継承」のアリ・アスター監督と、気鋭のスタジオ「A24」が再びタッグを組んだスリラー「ミッドサマー」の本編映像の一部が公開された。これまでベールに包まれていた、90年に1度の大祝祭の催し物が映し出される。
家族を不慮の事故で失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地にあるホルガ村で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……。それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
公開されたのは、大祝祭の催し物の一部を収めたハイライトシーン。白夜で煌々と照らされる中、村長のような女性の乾杯の挨拶や、奇妙な掛け声とともに踊る男女の姿、シンメトリーな構図で、まるで何かの儀式のようにも感じられる食卓の様子など、3つの場面が収められている。どれも一見華やかな祝祭に見えるが、どこか意味ありげで、不安を感じさせる映像になっている。
「ミッドサマー」は2月21日から全国公開。R15+指定。
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