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新型肺炎の影響で、中国でハリウッド映画の上映が次々と中止に

2020年2月6日 11:00

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中国で公開中止となった「ジョジョ・ラビット」
中国で公開中止となった「ジョジョ・ラビット」
(C)2019 Twentieth Century Fox

[映画.com ニュース]新型のコロナウィルスの感染拡大が続く中国で、ハリウッド映画の公開が次々と中止になっていると米ハリウッド・レポーターが報じている。

中国では7万館あるといわれる映画館の大半が閉鎖され、2月の上映作品が相次いで中止となっている。2月12日公開予定の「ジョジョ・ラビット」の公開中止が発表されると、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」(14日)、「ドクター・ドリトル」(21日)、「1917 命をかけた伝令」(21日)、「ヘルボーイ」(28日)なども続いた。28日の公開予定の「マリッジ・ストーリー」と「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は、現時点で中止を発表していない。

映画市場規模が世界第2位である中国での公開中止はどの作品にとっても痛手となるが、とくにダメージが大きいのがロバート・ダウニー・Jr.主演の「ドクター・ドリトル」だ。製作費1億7500万ドルを投じた超大作のこれまでの世界累計興収は1億2600万ドルで、中国市場での巻き返しを図っていた。

ちなみに、公開中止となったハリウッド映画が、今後、中国で劇場公開されるかどうかは現時点では不明だという。

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