アカデミー賞史上初の快挙! 北マケドニアのドキュメンタリー「ハニーランド」公開決定
2020年2月4日 12:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞史上初の快挙を成し遂げたドキュメンタリー「Honeyland(原題)」が、「ハニーランド 永遠の谷」の邦題で、今春に日本公開されることが決定した。
本作は、ギリシャの北に位置する北マケドニアで作られたドキュメンタリー。2019年のサンダンス映画祭でグランプリを含む最多3冠に輝き、全米批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞でも最優秀ノンフィクション賞を受賞。これまでに各国の映画祭で、30以上の受賞を重ねている。
第92回アカデミー賞では、長編ドキュメンタリー賞だけでなく、「パラサイト 半地下の家族」といったフィクション映画とともに、国際長編映画賞にノミネート。ドキュメンタリー映画が両部門にノミネートされるのは、アカデミー賞の歴史上初めてのことだ。

舞台は、北マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた場所にある、電気も水道もない谷。カメラが映し出すのは、寝たきりの盲目の老母と暮らすヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性だ。彼女には、持続可能な生活と自然を守るために「半分は自分に、半分は蜂に」という信条があった。突然トレーラーで押し寄せた見知らぬ家族、子どもたちとの交流、貪欲と病気、破壊と再生――3年の歳月と400時間以上の撮影から生み出された、悲しくも感動的な希望の物語が紡がれる。
「ハニーランド 永遠の谷」は、タマラ・コテフスカ監督、リュボミル・ステファノフ監督がメガホンをとった。今春に東京アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかで公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画