東陽一監督ドキュメンタリー公開記念 特集上映開催「やさしいにっぽん人」など4作品
2020年2月2日 09:00

[映画.com ニュース]半世紀にわたり作品を撮り続けてきた東陽一監督に迫ったドキュメンタリー「現在地はいづくなりや 映画監督東陽一」の公開を記念し、2月15日から東監督の1970~80年代の4作品を紹介する特集上映がポレポレ東中野で開催される。
ラインナップはさまざまな社会的矛盾をかかえながら高度成長に突き進んでいった時代に製作された東監督の初劇映画作品「やさしいにっぽん人」(71)、民話の妖怪を登場させ、「現代人への鎮魂歌」として描いた劇映画第2作「日本妖怪伝・サトリ」(73)、“女性の自立”をテーマに自由奔放に生きる劇団研究生のヒロイン、烏丸せつこと彼女に翻弄される男たちを描く「マノン」(81)、レイプされた女性が周囲の反対を押し切って加害者を告訴。傷つきながらも人間として成長し、強靭な意志で生きていく姿を田中裕子が好演する「ザ・レイプ」(82)。
「現在地はいづくなりや 映画監督東陽一」は、常盤貴子、緑魔子、烏丸せつこら、東作品で主演を務めた俳優たちとの対談や映画関係者の言葉、フィルモグラフィーを通し、20本を超える東作品の魅力と、東陽一自身についてひも解いていくドキュメンタリー。
「東陽一 特集上映」は、ポレポレ東中野で2月15~21日開催。「マノン」はデジタルリマスター版での上映、「ザ・レイプ」は35ミリフィルムでの上映で、初日となる2月15日は「ザ・レイプ」の上映後に東陽一監督によるトークショーも開催される。「現在地はいづくなりや 映画監督東陽一」は、2月22日から公開。
(C)2020 MONTAGE inc.
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