テレビ業界の“帝王”に女性キャスターが立ち向かう 豪華女優共演「スキャンダル」本予告
2020年1月24日 12:00
[映画.com ニュース] 2016年にアメリカで実際に起こった女性キャスターへのセクハラ騒動をシャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの豪華共演で映画化した「スキャンダル」の本予告映像が公開された。
本作は、全米で視聴率1位を誇るテレビ局「FOXニュース」で実際に起きたセクハラスキャンダルの裏側を描いた作品。第92回アカデミー賞では、セロンが主演女優賞、ロビーが助演女優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の3部門にノミネートされた。
FOXニュースの元人気キャスター、グレッチェン・カールソン(キッドマン)は、テレビ界の帝王として君臨していたCEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)を提訴する。騒然とする社内で、看板番組を背負う売れっ子キャスターのメーガン・ケリー(セロン)は、輝かしいキャリアを手にするまでの歩みを振り返り、胸をざわつかせていた。一方で、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手ケイラ・ポスピシル(ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得ていた。
本予告映像は、エイルズが「テレビは視覚メディアだ、スカートは短く」と傍若無人に女性社員たちにセクハラ、パワハラともとれる発言を浴びせる姿が収められている。ベテランキャスターのカールソンには「更年期の汗だくは醜い!」と暴言を吐き捨て、新人キャスターのポスピシル(ロビー)に対しては、願いをかなえてほしいなら「忠誠心を見せろ」と言い放つ。その言葉の意味に困惑しながらも、ポスピシルは言われるがままロジャーの前でスカートをまくり上げてしまう。
そんななか、ロジャーを提訴し、巨大な権力に立ち向かうグレッチェン。電話口で涙ぐむポスピシルや、「訴えても誰も信じないわ」と冷静に話しながらも、何か考えがある様子のケリーの姿も映し出され、立場も年代も違う3人のキャスターの行方が気になる仕上がりになっている。
「スキャンダル」は2月21日から全国公開。
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