日本版ソニックは中川大志! 恩師・山寺宏一が太鼓判「“たいし”たもんだ」
2020年1月22日 05:00
[映画.com ニュース] 俳優の中川大志が、セガの人気ゲーム「ソニック」シリーズを米ハリウッドで実写映画化した「ソニック・ザ・ムービー」の日本語吹き替え版に参加していることがわかった。「大好きなキャラクター」だという青いハリネズミの主人公“ソニック”を演じ、中川の声を収めた特別映像も披露された。
「ソニック」シリーズは、1991年に発売された「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」以来、様々なゲーム機向けに展開された大ヒット作品。目にも止まらぬスピードでゲームステージを駆け抜ける革新的なゲーム性、音速で走るソニックのクールなキャラクターが世界中のゲームファンの心をつかんだ。
映画では、故郷を離れ遠い地球にやってきたソニックが、ひょんなことから出会った保安官トム(ジェームズ・マースデン)と相棒となり、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)の野望を阻止するために大冒険を繰り広げる。アメリカでは「スター・ウォーズ」シリーズのBB-8役で知られるベン・シュワルツが、ソニックの“声”を担当している。
日本語吹き替え版では、ロボトニックの声優に山寺宏一が決定。テレビ番組「おはスタ」で共演して以来、山寺を“恩師”と慕う中川は「基本的に一人で収録だったので、尊敬する山寺さんに僕のソニックを聞いてもらうのは、すごくドキドキします」と心境を吐露。
一方、山寺は「中学生の頃から大志は天才だって知ってますから、やはり大志は“大したもんだ”と思う(笑)。何にでもチャレンジして見事にクリアする才能のすごさ。でも彼は、努力の人でもあるんですよ。両方の意味で大したもんだ!」と太鼓判。声優としての初共演を「とにかく嬉しい!」と喜んでいる。
そのほか、トムを中村悠一、トムの妻であるマディ(チカ・サンプター)を井上麻里奈が務めることが発表された。「ソニック・ザ・ムービー」は3月27日から全国公開。
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