太鼓とバイオリン、掛け声とうめき声…「ミッドサマー」謎が深まる祝祭の“音声”入手!
2020年1月15日 18:00

[映画.com ニュース]「ヘレディタリー 継承」のアリ・アスター監督と、気鋭のスタジオ「A24」が再びタッグを組んだスリラー「ミッドサマー」に登場する祝祭の“音声”の一部を、映画.comが入手した。想像力を掻き立てられる謎の音、声が収められている。
「ヘレディタリー」で絶賛を浴びたアスター監督が、「ムーンライト」「レディ・バード」など数々の話題作を手掛ける「A24」とともに、暗闇で描かれてきた恐怖映画の歴史を覆す、明るい祝祭を舞台にした“フェスティバル・スリラー”を紡ぐ。
家族を不慮の事故で失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
音声は、祝祭で行われる催し物から聞こえてくる音や、そこに参加する人々の声などが断片的に収録されている。はっきりと何が行われているのかはわかりにくいが、太鼓やバイオリンの音色とともに発せられる掛け声からは、祝祭の盛り上がりが想像できる。
現地の言語で発せられる呪文のような言葉や人々のうめき声、大きなノイズの裏で流れる不気味な音も収められ、悪夢へと移り変わっていく祝祭の不穏な雰囲気を存分に味わえる。一足早く鑑賞した観客からは「何故か爽快」「震えが止まらない」など不可解な感想が上がっており、ダニーたちがどのような結末を迎えるのか謎が深まる。
「ミッドサマー」は2月21日から全国公開。R15+指定。
(C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
関連ニュース





「We Live in Time この時を生きて」あらすじ・概要・評論まとめ ~刻一刻と流れ続ける時間の中にある特別なモーメント~【おすすめの注目映画】
2025年6月5日 08:30

映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)