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シンガポールが「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」の同性キスシーンを排除

2019年12月27日 07:00

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シンガポールの検閲当局IMDAが同性同士のキスシーンを削除
シンガポールの検閲当局IMDAが同性同士のキスシーンを削除
(C)2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース]シンガポールの検閲当局IMDAが、現在同国で公開中の大人気SFシリーズ最新作「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(J・J・エイブラムス監督)から、同性同士のキスシーンを削除したことがわかった。米Deadlineほか複数の米メディアが報じている。

12月20日に日米を含む世界46の国と地域で同時公開を迎えた本作は、「スター・ウォーズ」シリーズで初めて同性同士のキスシーンが登場することでも話題を集めていたが、同性愛を違法とするいくつかの国で反発を招く結果になってしまった。

シンガポールでは同性同士による性交や同性婚など、同性愛全般を違法としているが、IMDAの広報担当者は英BBCに、「PG-13指定(13歳未満の子どもの鑑賞には保護者の注意が必要)にとどめるために、短い場面をカットした」と説明している。これについて、配給元のディズニーはコメントを発表していない。

シンガポールでは、G(すべての年齢で鑑賞可能)、PG(年齢制限はないが、子どもの鑑賞には保護者の指導を推奨)、PG-13、NC-16(16歳未満鑑賞禁止)、M-18(18歳未満鑑賞禁止)、R-21(21歳未満鑑賞禁止)と6段階のレイテイングが設けられているが、問題のシーンを残した場合に、本作がどのような指定を受けるかについては明らかになっていない。

なお、アメリカではアメリカ映画協会(MPAA)から「SF的な暴力描写とアクション」によりPG-13指定を受けている。

今やLGBTQが様々なメディアでメインストリームとなりつつあるとはいえ、映画における同性愛の描写をめぐっては、まだまだ寛容さに欠けるというのが事実。最近ではエルトン・ジョンの伝記映画「ロケットマン」が、「我が国の文化と信仰に反する」としてサモアで上映禁止になったほか、ロシアでも同性愛を助長するプロパガンダを禁じる連邦法に則り、男性同士のラブシーンがカットされた。

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