新田真剣佑、共演者らの入れ替わりたい願望にドヤ顔も「イヤだよ」
2019年12月2日 20:26
[映画.com ニュース] 俳優の新田真剣佑と北村匠海がダブル主演する映画「サヨナラまでの30分」の完成披露試写会が12月2日、東京・有楽町朝日ホールで行われた。
2人は共演の久保田紗友、葉山奨之、上杉柊平、清原翔、萩原健太郎監督とともに舞台挨拶。新田は、「いろんなメッセージがあって、若い人には挫折をしてもチャレンジを忘れないで、僕らより上の世代には一度挫折しても“上書き”をして乗り越えてできるようにする、ということを感じてほしい」とアピール。北村は、「忘れかけていた青春を撮影で取り戻せた。このチームで作り上げられたことがうれしい」と充実した笑顔を見せた。
1年前に死んだミュージシャンの新田と現在の学生の北村が、30分だけ体を入れ替えることで起こる奇跡を描く青春群像劇。2人は4度目の共演でプライベートでも仲が良く、挨拶中も新田が北村の頭をなでるなどちょっかいを出して、女性ファンをざわつかせた。
新田は北村にしか姿が見えない設定のため、撮影中は「さみしいところがあった」と嘆き節。すかさず、北村や上杉が「アドリブで、けっこう笑わせにきてたじゃん」とツッコむ。それでも、「僕は楽しかったよ」とあっけらかんと言い放ち、会場の笑いを誘った。
30分だけ入れ替われるとしたら誰になりたいかというお題になると、葉山と清原、そして萩原監督も新田を指名。葉山は、「このビジュアルが欲しい。それで渋谷を歩いて、キャーキャー言われたい」と夢想。清原も、「さっき胸を触らせてもらったけれどムキムキ。俺も渋谷を歩きたい」と懇願した。
新田は、その度にドヤ顔でポーズを取ったが「イヤだよ」とあっさり拒否。自らは、登壇者と関係なく「来年、五輪じゃないですか。100メートルで勝った直後の人になりたい」とあくまで独自路線を貫いていた。
「サヨナラまでの30分」は、来年1月24日から全国で公開される。
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