村西とおる、高須院長&西原理恵子に「全裸監督」シーズン2に出演オファー!
2019年11月30日 11:00

[映画.com ニュース] 前科7犯、借金50億円で「全裸監督」のモデルとなった伝説の男を追ったドキュメンタリー映画「M 村西とおる狂熱の日々 完全版」公開記念前夜祭が11月29日、東京・テアトル新宿で行われ、村西とおる、高須クリニック院長・高須克弥氏、漫画家の西原理恵子氏、片嶋一貴監督が登壇した。
本作は、50億円の負債からの再起を図るために、1996年夏に北海道で世界初の4時間超DVD用Vシネマと、35本のヘアヌードビデオの撮影を同時に敢行したメイキング映像と、現在のコメントで構成されたドキュメンタリー。死んでも譲れないスケベ心で時代に屈しなかった「人間・村西とおる」の本質に迫る。
ホラ貝を吹いて登場した村西は「お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません。昭和最後のエロ事師、またの名を昭和最後の愚か者。村西とおるでございます」と名調子で語ると、挨拶最後には「ナイスですね」と締めて拍手喝采。さらに、「よくぞこんな失敗を繰り返しているなと……まさに阿鼻叫喚、一人インパール作戦の世界です。目を覆いたくなるようなシーンの数々、お許しくださいませ」と自虐トークを展開する。
この言葉通り、数々の逸話を持つ村西。借金に関して「6年前に完済いたしました」と明かすと、西原氏から「過払い金はあったのですか?」と質問。すると村西は「私の場合は闇金だったので、過払い金の請求なんてできません」とキッパリ。さらに「本当は返済したくなかったのですが、ダムに引っ張っていかれて『ここから飛び降りてください』と言われた。拒否したら今度は『火葬場に行って火あぶりになってくれ』って。結局ダムから飛び降りようとしたのですが、なかなか勇気がなくてね。そうこうしているうちに、いまここにいました」と驚きのエピソードを披露していた。
村西は、Netflixのキャスティングプロデューサーが来場していると語ると、山田孝之主演のオリジナルシリーズ「全裸監督」シーズン2に、高須氏と西原氏に出演してほしいと話したことを明かす。役どころは「下町の焼き鳥屋の亭主と女将」と村西が語ると、高須氏は「(西原が脱がされると思っていたので)安心しました」と笑顔を見せていた。
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