中川龍太郎監督、「静かな雨」で映画初出演の衛藤美彩を絶賛「ディテールまで表現してくれた」
2019年11月24日 18:49

[映画.com ニュース] 第20回東京フィルメックスのコンペティション部門に選出された中川龍太郎監督の「静かな雨」が11月24日、有楽町朝日ホールで上映された。中川監督は、ダブル主演の俳優・仲野太賀と元乃木坂46の衛藤美彩、音楽の高木正勝氏とともに舞台挨拶。上映後には、観客とのQ&Aにも応じた。
宮下奈都氏の同名小説の映画化で、大学研究室の助手とたいやき店を営む女性の恋をファンタジックに描く。中川監督にとって原作ものは初挑戦で、「原作の持っているおとぎ話の要素を、現代の若者への寓話(ぐうわ)にしたかった。原作があるからこそ、今まで出せなかったものを全て出そうと思った。だいぶ(原作から)変えてしまっています」と意図を説明した。

加えて、「原作を読んで美しいと同時に抽象的だと思ったので、映画でカタルシスの表現は難しい。それが太賀くんをはじめ、衛藤さん、カメラマン、音楽など状況がそろってきて可能になってきた」と補足。中川監督と付き合いの深い仲野は、「何かできることがあればと参加した。お互いにまだまだ成長しなければいけないし、刺激し合って作っていける楽しさがあった」と振り返った。
映画初出演の衛藤は、「撮影中はまだ(乃木坂46に)在籍していたので、グループの活動がありすごくプレッシャーもありました。緊張しながらも、リハーサルをたくさんしてもらえたので役へのイメージづくりができてすんなり入れました。自分に近いものがあったからかな」と笑顔。中川監督も、「実力のある女優さんでも魅力的だけれど、僕の中では精霊のイメージで浮世離れした存在だったので、アイドルというのはいいアイデアだと思った。しっかりとディテールまで表現してくれた」と称えた。

また、「バケモノの子」など細田守監督のアニメで知られる高木氏は、実写映画の音楽は初挑戦。でき上がった映像に音楽を付けるのも初めてで「音楽がいらない映画というのが最初に受けた印象。最初に即興で弾いてみたものが、最後まで残ってしまった感じです」と告白し、照れ笑いを浮かべていた。
「静かな雨」は、2020年2月7日から全国で順次公開。第20回東京フィルメックスは12月1日まで開催。
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