スパイク・リー監督、1980年代を舞台にしたヒップホップ版“ロミオとジュリエット”を映画化
2019年11月18日 11:00
[映画.com ニュース] スパイク・リー監督が、米グラフィックノベル「プリンス・オブ・キャッツ(原題)」を映画化することになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
ロン・ウィンベリー原作の「プリンス・オブ・キャッツ(原題)」は、「ロミオとジュリエット」の基本設定を1980年代のヒップホップの世界に置き換えたストーリーで、2012年にVergoから出版されたのち、16年にImage Comicsから再出版されている。
18年に映画化権を獲得したレジェンダリー・エンタテインメントは、原作者のウィンベリーと脚本家のSelwyn Seyfu Hindsに脚本執筆を依頼。そしてこのほど、リー監督が同作のメガホンをとることが正式に決定し、さらに自ら脚本のリライトも行うようだ。
リー監督の前作「ブラック・クランズマン」がアカデミー賞で作品賞、監督賞など6部門でノミネートを果たし、脚色賞を受賞。現在は、「ブラックパンサー」のチャドウィック・ボーズマン主演スリラー「Da 5 Bloods(原題)」のポストプロダクション中だ。