ブックデザイン界の第一人者の仕事に迫るドキュメンタリー「つつんで、ひらいて」予告編
2019年11月14日 12:00

[映画.com ニュース]「夜明け」の広瀬奈々子監督が、ブックデザイン界の第一人者・菊地信義を追ったドキュメンタリー「つつんで、ひらいて」の予告編とポスタービジュアルが公開された。
是枝裕和、西川美和の下で助監督などを経験し、「夜明け」で監督デビューを果たした広瀬監督が、2015年から3年間かけて撮影し、完成させた。ブックデザイナーの菊地氏は独立から40年、大江健三郎氏、中上健次氏や古井由吉氏らの著作1万5000冊以上の装幀を手がけ、日本のブックデザイン界をリードし続けてきた。インターネットが日常的になり、デジタル全盛の時代にあって、紙の本にこだわり、紙と文字を触りながら手作業で一冊ずつ本をデザインする菊地の指先から、印刷、製本に至る過程を見つめ、ものづくりの原点を探っていく。
本作を一足早く鑑賞した作家の恩田陸氏は「装幀家。生まれ変わったら一度でいいからなってみたい」と装幀家への憧れを語り、菊地氏が装幀を手掛けた「決壊」の著者・平野啓一郎氏は「自分の書いた小説も、まるで菊地さんのデザインに寄与するために書かれたような感じがする」とコメントを寄せている。
「つつんで、ひらいて」は12月14日からシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
(C)2019「つつんで、ひらいて」製作委員会
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