D・クレイグ×C・エバンス「ナイブズ・アウト」副題は「名探偵と刃の館の秘密」に
2019年11月12日 08:00

[映画.com ニュース] ダニエル・クレイグとクリス・エバンスが共演したミステリー「ナイブズ・アウト(原題)」の邦題が「ナイブズ・アウト 名探偵と刃(やいば)の館の秘密」に決定し、2020年1月31日から公開されることがわかった。あわせてお披露目された海外版予告編第2弾では、互いに罵声を浴びせ合う癖の強い一族が織りなす、予測不能の騙し合いの一端が映し出されている。
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督が、ミステリーの女王アガサ・クリスティに捧げるオリジナル脚本を執筆した本作。名探偵ブノワ・ブランが世界的ミステリー作家の謎の死をめぐり、容疑者となった家族のもつれた関係を解き明かしていく。

脚本に惚れ込んだ「007」シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役で知られるクレイグ、「アベンジャーズ」のキャプテン・アメリカ役で人気を博したエバンスのほか、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノン、クリストファー・プラマーら豪華キャストが結集。第44回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映され、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では97%(11月11日時点)というハイスコアを獲得した。

予告編はニューヨーク郊外の大豪邸で起こった殺人事件の捜査シーンでスタート。ミステリー作家ハーラン・スロンビー(プラマー)が85歳の誕生日パーティの翌朝、遺体で発見されたのだ。刑事と名探偵ブラン(クレイグ)に、「家族のことを疑ってるんだろ?」「ツイッターで読んだわ。有名人ね!」「父は自殺よ。なぜ捜査を?」と感情むき出しで迫る家族たち。ブランは「家族は焦ると突きつけ合うんだ。“ナイフ”をね」と殺しの匂いを察知し、捜査を開始する。

さらに映像では、エバンス演じる放蕩息子の問題児ぶりが炸裂。「葬式は欠席で遺言は聞くのか」と嫌味をぶつけられ、「クソが!」と言葉を発したことをきっかけに、堰を切ったように口論が巻き起こる。そんな家族を前に「盛り上がってきたな」と満足げにクッキーをかじる姿がコミカルに切り取られている。
「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」は、20年1月31日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
Motion Picture Artwork (C) 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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