マーゴット・ロビー、女性脚本家の支援プログラムを開始
2019年11月12日 16:00
[映画.com ニュース] 「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」でタッグを組んだ女優マーゴット・ロビーと脚本家クリスティーナ・ホドソンが、女性脚本家のためのワークショップを発足させた。米ハリウッド・レポーターが報じている。
ロビーの制作会社ラッキーチャップ・エンタテインメントと、ホドソンの制作会社ホドソン・エクスポーツは、共同で「ザ・ラッキー・エクスポート・ピッチ・プログラム」と呼ばれるワークショップを発足。すでに6人の女性脚本家を選考し、4週間に及ぶワークショップを開始している。
映画企画の開発から「ピッチ」と呼ばれる口頭によるプレゼンテーションのコツを指南するのが目的で、特にアクション大作を対象としているという。ゲスト講師として、プロデューサーのスー・クロール(「アリー スター誕生」)、脚本家のクリス・モーガン(「ワイルド・スピード」シリーズ)、チャド・スタエルスキ監督(「ジョン・ウィック」シリーズ)らが参加する予定だ。
「スタジオが手がける大作映画の執筆には、女性より男性脚本家のほうが多いのは公然の秘密ですが、実際には多くの才能のある女性脚本家たちがその世界に挑戦したいと思っているのです」
ホドソンは、同プログラムを立ち上げた理由について説明する。ホドソンはDCコミック原作「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」や、マテル社の玩具を原作にした「バンブルビー」などの大作映画を手がけている、数少ない女性脚本家だ。
「私は幸いにもたくさんのフランチャイズに関わり、男女を問わず偉大な脚本家たちと一緒に仕事をさせてもらうことができました。長編映画の執筆は伝統的にはとても孤独な作業ですが、そうである必要はないと考えています。私がこれを立ち上げたのは、男女比率を改善したいという思いに加えて、同業者同士が共同作業できるコミュニティを作り上げたかったのです。マーゴットと私は女性独自の声を届けるという共通の情熱を持っており、そのひとつの方法として、女性脚本家を長編映画の専門家を繋げることを思いつきました」。
同プログラムは、12月6日まで行われる。ゴーサインが出た映画企画は、ラッキーチャップとホドソン・エクスポーツが制作するという。
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