市原隼人、破天荒な僧侶「喝風太郎!!」で開眼「正解、確信がないのが人生」
2019年11月2日 17:23
市原は、長年の修行を終えたばかりの僧・風太郎役で、ボロボロの袈裟をまとい女好きで大酒飲みという破天荒な設定。メイクとヒゲを付けるのに2時間かかるため、衣装を着替えられず「撮影の移動もその格好のままで、ご飯を食べにレストランにも入っていた。もう少し気を付けた方が良かったかも」と自嘲気味に振り返った。
風太郎の奔放な振る舞いや言動に、周囲は振り回されながらも徐々に心を解放させていく物語。「風太郎を通じて、正解、確信がないのが人生だと改めて感じた。分からないからこそ何度も自分に問いかけて、何かを感じようとするのだと思う」と真摯に語った。

自身が授かった“金言”については10代~20代前半に言われた「プライドを捨てることもプライド」と「悩みを持てることがぜいたく」の2つ。「若い時は、こういう服の着方しかしないというような固定観念があって、世界が狭くなる、もっと俯瞰(ふかん)で見ろということを言われた。20代前半にはプレッシャーで外に出たくない、人と会いたくないと思っていた時に友人から言われ、何かできる場所を与えてもらえることに感謝するようになった」と明かした。
風太郎に感化されていく共演の藤田富は、同様の質問にIKKOの「どんだけ~」を挙げ、「友人とけんかしそうになった時に、別の友人が言ってきてバカバカしくなった。けっこうすごい言葉なんですよ」と力説。工藤綾乃は、2012年の米映画「ウォールフラワー」のセリフ「ウィ・アー・インフィニット(僕らは無限大だ)」とし、「高校時代、進路や仕事で悩んでいる時に救われた。その言葉を胸に、毎日仕事に励んでいます」と笑顔で話した。
また、藤田はアクションシーンで首を絞められた際、「実際に(けい動脈に)入って失神しちゃったんですけれど、誰にも気づいてもらえなかった。僕、柔道部で落ちやすいんですよ」とまさかの告白。柴田啓佑監督は、「早めに言っておいてよ」と苦笑。その現場にはいなかった市原は、「初めて聞いた。今日、会えて良かったよ」とフォローしていた。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
「ズートピア2」観た人の感想は?
「大好き」「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「メロすぎ」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ
