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夏帆&妻夫木聡の情熱的なキス、漏れる吐息――三島有紀子監督作「Red」予告完成

2019年10月31日 08:00

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ポスタービジュアルもお披露目
ポスタービジュアルもお披露目
(C)2020「Red」製作委員会

[映画.com ニュース] 夏帆妻夫木聡柄本佑間宮祥太朗が共演し、三島有紀子監督がメガホンをとった映画「Red」のポスタービジュアルと予告編が、このほどお披露目された。あわせて追加キャストも発表され、片岡礼子酒向芳山本郁子浅野和之余貴美子の参加も明らかになった。

直木賞作家・島本理生氏が、センセーショナルな表現で新境地を開いた問題作を実写映画化。誰もがうらやむ夫、かわいい娘と暮らし、“何も問題のない生活”をおくっていた村主塔子(夏帆)は、かつて愛した男・鞍田秋彦(妻夫木)と10年ぶりに再会を果たす。ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを、少しずつほどいていく鞍田。現在と過去が交錯しながら向かう先で、2人は誰もが想像しなかった“決断”を下すことになる。

ポスタービジュアルは、“本当に愛する人”鞍田に再会してしまった塔子が、自身の思いに抗いながらも、惹かれ、堕ちていく瞬間を切りとったもの。キス寸前の2人の姿はタイトルを想起させるように赤く染められ、「愛することが、生きることだった。」というコピーが添えられている。

予告編は、塔子をとりまく3人の男を活写。“かつて激しく愛した男”鞍田は「君は変わってないな」とほほ笑み、“見透かしてくる同僚”小鷹淳(柄本)は「2人とも知り合いですか?」と探りを入れ、“理想を押しつける夫”村主真は「働く必要ないんだよ」と言い放つ。それぞれが塔子に対して、三者三様の“愛のまなざし”を向けていることがわかる。

また「もう会わないから」というセリフとは裏腹に、鞍田と離れることができない塔子の姿も。情熱的なキス、漏れる吐息――そんな2人に突きつけられるのは、あまりにも残酷な“秘密”だ。映像は「この夜の先は、絶望か、希望か――」「あなたの中の“恋愛映画”が塗り替わる」という予想外の展開を示唆する言葉で締めくくられる。

Red」は、2020年2月21日全国公開。R15+指定。

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