中井貴一、佐藤浩市に全幅の信頼「刺激と励ましになっている」
2019年10月11日 20:30

[映画.com ニュース]俳優の中井貴一と佐藤浩市が10月11日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた「記憶にございません!」の“超”大ヒット御礼舞台挨拶に出席し、「役者を続けるうえで、佐藤さんが刺激と励ましになっている」(中井)、「言葉にすると、安っぽいですが、互いに芝居やセリフを投げ合って、それでお金がもらえるなんて(役者は)いい仕事」(佐藤)と全幅の信頼を寄せあっていた。
史上最低の支持率を叩き出した総理大臣・黒田啓介(中井)が思わぬ事故で、一切の記憶を失い、悪徳政治家から善良な普通のおじさんに変ぼうし、真剣に「この国を変えたい」と職務を全うしようとする。佐藤が演じるのは、謎のフリーライター・古郡祐。映画は9月13日、全国352スクリーンで封切られ、公開29日間で動員230万人、興収29億円を突破している。
大型の台風が迫るなか、中井は「とんでもない日に、よくお越しくださいました。早く帰ったほうがいいですよ(笑)」と鑑賞前の観客に呼びかけ、「家族に今日は『記憶にございません!』の舞台挨拶だって伝えたら、『まだ、やってんの?』と言われた(笑)。本当に異例のことで、わたくしも戸惑っております」と9月18日開催の大ヒット御礼舞台挨拶に続く“2回目”の登壇に、驚きを隠せない様子。それでも「映画はご覧いただき、完成する」とヒットを支える観客に感謝を示した。
一方、佐藤は「なんで、三谷幸喜じゃなくて、俺なんだよ?」と脚本も手がける三谷監督の不在に納得いかない表情。当の三谷監督が、ビデオレターを寄せ「記憶にも記録にも作品になりました。バンザ~イ! 中井さん、佐藤さん、ご結婚おめでとう」とふざけてみせると、壇上の2人はあきれ顔だった。
(C)2019 フジテレビ/東宝
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