玉城ティナ、恨みを晴らす方法は“デスノート”への記入?「おすすめですよ!」
2019年10月8日 21:29

[映画.com ニュース] 白石晃士監督がメガホンをとる実写映画「地獄少女」の完成披露試写会が10月8日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の玉城ティナをはじめ、共演の森七菜、仁村紗和、大場美奈、藤田富、白石監督が出席した。
2005年よりオリジナルアニメとして放送されてから、コミカライズをはじめ、テレビドラマ、ライトノベル、ゲーム、2.5次元舞台など、幅広く展開されてきた「地獄少女」。恨みを抱く者が深夜0時にアクセスできる「地獄通信」は、地獄少女こと閻魔あいと接触できる秘密のサイト。“報復代行=地獄送り”の依頼を受けたあいは、使い魔“三藁”を駆使して、ターゲットを恐怖のどん底に突き落としていく。
閻魔あいを演じた玉城は「少ないセリフのなかでどうやって感情をのせるか。気を付けたのは、目線と声の使い方。ここまで目線に意味を持つ役はこれまでにもなかったので。人と会話をするうえでも目線を合わせず、どこか違う次元にいるような感じを出しました。アニメ版の印象を強く持っている観客の方もいらっしゃると思うので、アニメ版のセリフを何回もリピートしたりしました」と役作りのこだわりを明かす。その姿に熱視線を注いでいた森は「撮影現場でお話をされている姿を見ていなかったので、今日取材をご一緒させていただいて『あ、お話しされている…』と(笑)」と饒舌ぶりに驚いていた。
作品の内容にちなみ「恨みを抱きそうになった時『地獄通信』の代わりとなる解消方法は?」という質問が投げかけられると、玉城は「人に絶対に見せられないノートがあります(笑)」と告白。「デスノート!」(白石監督)という発言を受けると「わざわざ声にしたり、変なところに発信していかないように“自分との対話”として書いているんです。そうすることで『自分が悪かったのかな』と思うこともできるし……、おすすめですよ!」と話していた。
森と仁村は「寝るに限ります。良いことも悪いことも全部忘れちゃうんです」(森)、「1日家から出ない日を作ります。美味しいものを食べて、犬を抱きしめて匂いを嗅ぎ、Netflixに没頭します」(仁村)と回答。「最近大人になったので、嫌なことをしてきた人の“1歩”先を行きます。『私は誰かにこんなことをしない』と考えるんです」と大場が答えると、藤田は「AbemaTVの恋愛リアリティ番組を見ていると、悩んでいることが『馬鹿馬鹿しいな』と思えます」と語っていた。
イベント当日は、玉城が22歳を迎えた誕生日。特製バースデーケーキ、「地獄少女」のキャラクターデザインを担当した岡真里子氏の書き下ろしイラストをプレゼントされた玉城は「幸せな誕生日です。この作品は約1年前に撮影したんですけど、その頃から少しは成長した自分を見せられたらなと思っていました。(本作には)その時のベストな閻魔あいが詰っているはず。映画も楽しんでいただきながら、私のことも見捨てずに、よろしくお願いします!」と客席に感謝を伝えていた。
「地獄少女」は、11月15日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。
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