大ヒットドラマ「フレンズ」制作総指揮がリブート&再開の可能性を完全否定
2019年9月20日 13:00
[映画.com ニュース] 1994~2004年に人気を博したシチュエーションコメディ「フレンズ」の制作総指揮を務めたデビッド・クレーンとマルタ・カウフマンが、同作のリブートや再開の可能性を完全否定した。
アメリカでは近年、「ふたりは友達? ウィル&グレイス」や「TVキャスター マーフィー・ブラウン」といった往年のシチュエーションコメディが次々と復活を遂げているが、社会現象を巻き起こした「フレンズ」が再開されることはなさそうだ。
このほど、米ニューヨークで行われたトライベッカTVフェスティバルで、「フレンズ」の企画・制作総指揮を務めたクレーンとカウフマンがパネルディスカッションに登壇。同作再開の可能性について、カウフマンは「このドラマは人生において友だちが自分の家族である時期を題材にしています」と説明。登場人物たちが結婚してそれぞれの家庭を持つようになると、基本設定を維持できなくなるとして、継続の意思がないことを明らかにした。
また、新たなキャストでリブート版を制作する可能性に関しては、クレーンは「私たちはやりたいと思った番組を作ることができました」と返答。「目標を達成しましたし、すでにリボンをつけてしまっています」と既に過去のものであるという認識を示した。
なお、同番組で最大のブレイクを果たしたジェニファー・アニストンは、新ストリーミングサービス「Apple TV+」向けの新ドラマ「ザ・モーニングショー(原題)」で久々にテレビドラマに復帰している。