吉沢亮、青春時代は“黒かった”?「リア充の悪口ばっかり」
2019年9月18日 05:00

[映画.com ニュース] 俳優の吉沢亮が9月17日、都内で行われた主演作「空の青さを知る人よ」の完成披露試写会に出席した。本作で初の声優に挑み「やっと、この日を迎えた。不安もありますが、皆さんに見ていただけると思うとワクワク」。タイトルにちなみ、“青かった”青春時代に話題が及ぶと「高校時代は本当に友だちも少なくて……。根暗なグループで、リア充の悪口ばっかり言っていました。青いというか、黒かった(笑)」と話していた。
完成披露試写会には吉沢をはじめ、共演する吉岡里帆、若山詩音、落合福嗣、大地葉、種崎敦美、松平健、長井龍雪監督が出席した。映画は長井監督をはじめ、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の脚本家である岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督の田中将賀による「超平和バスターズ」が手がける、埼玉県・秩父市周辺が舞台のオリジナルアニメ第3弾。31歳の売れないギタリスト・慎之介(吉沢)と、13年前からやってきた18歳のしんの(吉沢2役)が過去と現在をつなぎ、体験する“2度目の初恋”を描く。
以前から「超平和バスターズ」作品の大ファンだという吉沢は「物語は100%面白いですし、作品の邪魔はしちゃいけないプレッシャーがありました」と回想。18歳と31歳の演じ分けは「初の声優にしてはハードルが高かった」といい、「表情や仕草で伝えられない分、どこまで感情を声に乗せられるか。普段の5~6倍のテンションで演じた」と振り返った。
吉岡は「ファンタジックな世界観に、人と人のつながり、大人になると忘れてしまう尊い気持ちと記憶が鮮明に閉じ込められている。きっと胸がキュッと締め付けられるので、覚悟してください!」とアピール。オーディションで声優起用が決まり「慌てて、お世話になっているボイトレの先生に連絡をしました」と語った。
そんな二人について、長井監督は「堂々とメインを張っていただいた。皆さん、驚かれると思いますので、心の準備をしていただければ」「(若山演じる)ヒロインの姉であり、母親代わりという役どころを見事に演じてくださった」と絶賛していた。
「空の青さを知る人よ」は、10月11日から公開。
(C)2019 SORAAO PROJECT
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