オダギリジョー「時効警察」打ち上げに戦々恐々! 翌日エジプトに「行けないかも」
2019年9月13日 20:08

[映画.com ニュース] 俳優のオダギリジョーが9月13日、東京・新宿武蔵野館で行われた長編映画初監督作品「ある船頭の話」の初日舞台挨拶に登壇した。先日閉幕した第76回ベネチア国際映画祭の「ベニス・デイズ」部門選出を皮切りに、韓国、カナダ、香港、ハワイ、エジプトなどの国際映画祭で上映される予定になっており、「エジプトに向かうのが、『時効警察』の打ち上げ翌日なんですよ。盛り上がりによっては、行けないかも……」と不安そうな表情だった。
関係者によると、現時点で韓国の釜山映画祭、カナダのモントリオール・ニュー・シネマ映画祭、中国のピンヤオ映画祭、香港アジア映画祭、トルコのアンタルヤ映画祭、ハワイ国際映画祭、台北金馬映画祭、エジプトのエル・グーナ映画祭に出品、上映される予定。オダギリ監督は「めちゃくちゃ、反応が良かったですよ。恐縮しちゃいました」とベネチアの様子を報告し、さらなる世界進出に心躍らせていた。
映像はもちろん、音響にもこだわりがあるといい「今日はこの劇場をチェックしましたし、立川(kino cinema 立川高島屋 S.C.館)、みなとみらい(kino cinema 横浜みなとみらい)にも足を運びました。劇場の広さによっても、微妙な変化が出ちゃうので」。それだけに「劇場で見なければ、良さは半分になる。DVD出ても買わなくてもいいです。ダウンロードもしなくいいです」と強い思い入れを語った。
橋の建設が進む山村を舞台に、川岸の小屋に暮らし、村と町を繋ぐため船頭を続けるトイチが、時代の変化と突如目の前に現れた少女によって、人生を大きく狂わされていく。舞台挨拶にはオダギリ監督をはじめ、トイチを演じる柄本明、謎めいた少女役を務める新人・川島鈴遥、トイチを慕う村人・源三を演じる村上虹郎が出席した。
主演の柄本は「志の高い作品。すばらしい監督です!」とオダギリ監督の手腕を絶賛。一方で「現場がとにかく暑くて(笑)。足場は悪いし、しゃべるだけで疲れるから(共演者との)会話は極力しなかった」と撮影の過酷さを明かしていた。また、撮影監督のクリストファー・ドイル(「ブエノスアイレス」「恋する惑星」)から映画の封切りを祝うビデオメッセージが届いた。
(C)2019「ある船頭の話」製作委員会
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