マッツ・ミケルセン「残された者」のタフな撮影を述懐、“体験者”佐藤仁美も共感
2019年9月12日 20:01

[映画.com ニュース] デンマークの人気俳優マッツ・ミケルセンが主演のアイスランド映画「残された者 北の極地」のジャパンプレミアが9月12日、東京・新宿バルト9で行われた。
女性ファンの大歓声を受けたミケルセンは、「ありがとう」と日本語で応じ笑顔。「特に日本の人に見ていただきたかった。ムードやスタイルが、僕が思う日本映画に近いと思っていたから早く見てもらいたかったんだ」とアピールした。
今月6日に来日し、京都観光や富士登山などを堪能。「京都は自転車を借りて回ったけれど、寺や神社が美しかった。でも、9時間も移動したと言ったら、周りに驚かれたよ。日本食も毎日食べている」と親日家ぶりを強調した。
北極圏に取り残された男が、極限の世界の中で生き延びようとするサバイバルアクション。天候が目まぐるしく変わるアイスランドでの撮影は過酷を極めたそうで、「35日間の撮影を予定していたが天候の影響で19日しか撮れなかった。風が強くて孤独を感じるタフな現場だった」と明かした。
それでも、新人のジョー・ペナ監督の脚本にほれ込み、「シンプルだが美しい物語で、パーフェクトなつづられ方をしている。サバイバルにありがちなワナに陥ることもなかった」と絶賛。さらに、「素晴らしいエネルギーを持っている監督で、次回作もとても楽しみだ」と話した。
ゲストとして女優の佐藤仁美が登壇し、ミケルセンに花束を贈呈。タイトルに合わせ“残された者”としてオファーを受けたが、俳優の細貝圭との交際が発覚したばかり。幸せそうな笑顔を浮かべながらも「ただただ、格好いい」とミケルセンを持ち上げた。
自身も6年ほど前にテレビ番組のロケで北極圏に行ったことがあり、「まつ毛も凍るしカメラも壊れて撮影ができないくらい寒かった。映画を見ている間、ずっとそのことを思い出していた」と共感。ミケルセンが、「人は独りでは生きていけないということが作品のテーマなんだ」と説明すると、「人のぬくもりっていいなと思いましたね」と応じていた。
「残された者 北の極地」は、11月8日から全国で公開される。
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