余命宣告を受けたおばあちゃんが、棺桶も墓穴も自分で準備!?「私のちいさなお葬式」予告入手
2019年9月7日 09:00

[映画.com ニュース]ロシアの第39回モスクワ国際映画祭で観客賞に輝いた映画「私のちいさなお葬式」の予告編を、映画.comが先行入手した。余命宣告を受けた73歳の女性が、自分のお葬式の準備に奮闘する姿がユーモラスに切り取られている。
ロシアの小さな村にある学校で教職をまっとうし、充実した余生を楽しんでいるエレーナ(マリーナ・ネヨーロワ)。ある日、病院で突然の余命宣告を受け、都会での仕事が忙しく5年に1度しか顔を見せない1人息子・オレク(エブゲーニイ・ミローノフ)に迷惑をかけまいと、秘密のお葬式計画を開始する。惨めに死にたくないエレーナの願いは、式に必要な棺桶や料理の手配を済ませ、夫が眠る墓の隣に埋葬されること。着々と準備を整えていくが、エレーナの完璧な計画は、いざあの世に旅立とうとする最終章で想定外の事態に見舞われる。
予告編は、医者の「いつ(心臓が)止まってもおかしくありません」という衝撃の言葉でスタート。死が近いにも関わらず、悲壮感が全くないエレーナは、「費用」「役所の手続き」「お棺選び」など、いそいそと準備を進めていく。まだ生きているのに死亡診断証明を取得し、真っ赤な棺を持ち帰り、自ら墓穴を掘るなど、コミカルなシーンが笑いを誘う。
ロシア国民にも愛される、日本の双子デュオ「ザ・ピーナッツ」のロシア版「恋のバカンス」が流れるなか、ウォッカを飲んで酔いつぶれた姿を息子に「死んだ」と勘違いされるシーンも。聡明でチャーミングなエレーナが、どのようなお葬式を迎えるのか、結末が気になる映像に仕上がった。
「私のちいさなお葬式」のメガホンをとったのは、ウラジーミル・コット監督。12月からシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。
(C)OOO≪KinoKlaster≫,2017r.
フォトギャラリー
関連ニュース






「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」第1作のヒロインが再登場! マット役のシャイア・ラブーフの現在は? トリビアまとめ【金曜ロードショーで放送中】
2023年6月30日 21:00
映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント