“本当の母親”はどちらなのか――貫地谷しほり×山田真歩「夕陽のあと」予告完成
2019年9月7日 08:00

[映画.com ニュース]貫地谷しほりと山田真歩が共演し、越川道夫監督がメガホンをとった映画「夕陽のあと」のメインビジュアルと場面写真、予告編が、このほどお披露目された。
豊かな自然に囲まれた鹿児島・長島町を舞台に、DVや乳児遺棄、不妊治療や養子縁組制度などの問題と向き合い、母親になろうとする2人の女性を軸にしたあたたかな人間ドラマを紡ぐ。貫地谷と山田のほか、永井大、川口覚、松原豊和、木内みどりが出演している。
1年前に長島町にやってきた茜(貫地谷)は、食堂ではつらつと働きながら、地域の子どもたちの成長を見守り続けている。一方、夫とともに島の名産物・ブリの養殖業を営む五月(山田)は、赤ん坊の頃から育ててきた7歳の里子・豊和(とわ)との特別養子縁組申請を控え、“本当の母親”となる期待に胸を膨らませていた。ある日、行方不明だった豊和の生みの親の所在が判明し、7年前に東京のネットカフェで起きた乳児置き去り事件が浮かび上がる。
予告編は、食堂で笑顔をみせて働いている茜、五月とその家族に可愛がられて育った豊和の姿を活写。やがて、五月のもとを訪ねた児童相談所の職員(宇野祥平)から衝撃的な事実が明かされる。それは「豊和が乳児置き去り事件の被害者」だったということ。さらに、被告人である産みの母親の名前は“茜”――7年の歳月を経て、茜は実子を取り戻すために長島にやって来たことが発覚する。映像の終盤では、「あの子の母親に戻りたい」と決死の覚悟を抱いていた茜が、「もう一度私に(母親になる)チャンスをください」と声を振り絞るシーンをとらえている。
メインビジュアルは、豊和を自転車に乗せた茜、決意を秘めた表情の五月を写し、「ふたりの母、ひとりの子」というキャッチコピーを添えたもの。場面写真では、 五月の夫役の永井、祖母役の木内、幼馴染み役の川口の姿が確認できる。
「夕陽のあと」は、11月8日から新宿シネマカリテほか全国で順次公開。
(C)2019 長島大陸映画実行委員会
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