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「アス」に映画ファンが楽しめる仕掛けあり!ジョーダン・ピール監督「僕自身大好きな場面」

2019年9月3日 17:15

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主演のルピタ・ニョンゴとジョーダン・ピール監督
主演のルピタ・ニョンゴとジョーダン・ピール監督
(C)Universal Pictures

[映画.com ニュース]前作「ゲット・アウト」が全米で大ヒットし、日本でも一躍脚光を浴びたジョーダン・ピール監督の最新作「アス」が、9月6日から全国公開される。ピール監督は「今現在世界で起きていることとすごくつながりがあると感じたので、それまで興味があったドッペルゲンガーをモチーフにしたんだ」と振り返り、本作について語った。

長編監督デビューを果たした「ゲット・アウト」でアカデミー賞脚本賞を受賞したピール監督が、監督・脚本・製作を兼ね、前作と同様に敏腕プロデューサーのジェイソン・ブラムとタッグを組んだ本作。自分たちとそっくりの謎の存在と対峙する一家の恐怖を描く。

劇中には、コアな映画ファンがより楽しめる“仕掛け”も用意されている。「最後の方のシーンのブライアン・デ・パルマスティーブン・スピルバーグがよく使う“スプリットダイアバター”という効果を使ったショットは、映画オタクにも楽しんでもらえるんじゃないかと思う。スクリーンを半分にすると、通常だったら焦点が1つしか合わないんだけど、違う所に2つ合っているという撮り方なんだ。この映画の中では物語的にもしっかり意味のある効果として成立していると思うし、僕自身が大好きな場面なのでぜひチェックしてほしい」。

ネット上では、「アス」というタイトルにまつわる考察が展開されているが、ピール監督自身は「本当だったら観客に自由に解釈してこの映画を経験してほしいと思っているから、自分がどんな意味を付与したのかっていうのは答えず、観客に預けておこうかなと思う」と前置きしたうえで、以下のように語った。「誰にとっても意味が違う、違う見方ができる、解釈できる、っていうのが実はこの映画の中心的なテーマの一つだと思うんだ。当然『アス』がいるなら『ゼム』=彼らがいるわけだから、彼らというのも見る人にとって解釈が変わってくると思う。いろんな解釈が成立する、応用できる、そういう物語になっていると思うんだよね」。

コメディアンとしても活躍するピール監督は「スリラーへのアプローチというのは、コメディへのアプローチととても近いんだ。何か不条理なことや、えっと思うような部分を盛り込みつつ、しっかり地に足が付いたアイデアでないと、効果的ではないんだよね」と持論を話し、「言い換えれば、リアルな世界観にあってこそ、リアルに起きそうだと感じてこそ心に響くと思っているから、自分の描くホラーはなるべくリアルな世界を舞台にすることでより怖いものにしているんだ」と映画作りにおける自身のこだわりを明かした。

アス」は9月6日から全国で公開。

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