ジェニファー・ロペスが女麻薬王を描く新作に主演 監督も視野?
2019年8月5日 09:00

[映画.com ニュース] ジェニファー・ロペスが、米STXフィルムズ製作の新作「The Godmother(原題)」に主演することがわかった。米バラエティによれば、ロペスはメガホンをとることも検討しているという。実現すれば、ロペスの長編監督デビュー作となる。
ロペスが演じるのは、「ゴッドマザー」「コカインの女王」と呼ばれた実在のコロンビア人麻薬ディーラー、グリセルダ・ブランコ役。ブランコは1970年代に、コロンビアから米フロリダへ大量のコカインを密輸して売買ルートを開拓し、一大麻薬帝国を築いた。また、夫3人を含め200人以上に及ぶ殺人事件に関与したとも言われている。85年に麻薬密輸の罪によりアメリカで逮捕され服役後、2004年にコロンビアへ帰国。12年にバイクに乗った男に銃撃され、69歳で死亡した。
脚本はレジーナ・コラード(「Deadwood: The Movie(原題)」)とテレンス・ウィンター(「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」)が執筆。ロペス、エレイン・ゴールドスミス=トーマス、ベニー・メディナがプロデュースする。
ロペスは、STXフィルムズ製作の新作「Hustlers(原題)」に主演。ウォール街の裕福なクライアントから多額の金をだまし取るべく、巧妙な計画を企てる元ストリッパーたちを描く作品で、コンスタンス・ウー、リリ・ラインハート、カーディ・Bが共演している。9月13日から全米公開。
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