「ウォーキング・デッド」シーズン10にマギーがカムバック?
2019年7月24日 16:00

[映画.com ニュース] 米大人気シリーズ「ウォーキング・デッド」のシーズン9前半で番組を卒業したマギー役のローレン・コーハンが、次シーズンで戻ってくる可能性が浮上した。
コーハンは、米ABCの新ドラマ「Whiskey Cavalier(原題)」に主演するため、シーズン9第5話を最後に主人公リック役のアンドリュー・リンカーンとそろって番組を去ったが、その新ドラマが1シーズンで打ち切りになったことで、早々に「ウォーキング・デッド」への復帰が可能となった。
2018年11月にコーハンの降板が発表された際に、ショーランナーのアンジェラ・カングは「ローレンは本当に素晴らしい女優だし、伝えたいマギーの物語もまだまだたくさんある。どうにかスケジュールを調整して、またすぐに彼女と仕事ができるよう願っています」と前向きな発言をしていた。そんなカングは、米エンターテインメント・ウィークリーからのコーハンの復帰はあるかという問いに、「現時点で詳しいことは言えないけれど、実現に向けて計画を練っているところです」と答え、期待をあおっている。
しかしながら、コーハンがカムバックを果たすためには、いくつかの課題をクリアしなければならないのも事実。そのひとつが、同番組の制作、放送を手がける米ケーブル局AMCとの契約問題だ。シーズン9への契約更新にあたり、出演料をめぐってAMC側ともめたことが降板につながったと噂されるコーハンが、復帰に際して高額のギャラを要求し、交渉が決裂するといったことも考えられる。
また、タイムジャンプによって大きく展開したシーズン9後半以降のストーリーに、マギーのキャラクターを上手く組み込めるかという問題もある。謎の女性ジョージーとベイビー・ハーシェルを連れだってヒルトップを去ったマギーは、自ら築き上げた新しいコミュニティで暮らしているという設定。しかし、シーズン10の撮影がすでに始まっていることに加え、制作陣がシーズンを通してストーリー展開がはっきりと決定していると明かしていることから、理にかなった形でマギーを再び迎え入れるのは至難の技と思われる。
その一方でAMCは、CCO(チーフ・コンテンツ・オフィサー)のスコット・M・ギンプル指揮のもと、リンカーンの復帰が決定している複数の映画企画や、終末後の世界で生き残った第1世代の若者たちに焦点を当てたタイトル未定の新シリーズなどを含めた多数の関連作品を準備中。そのなかで、コーエンが「ウォーキング・デッド」ユニバースに返り咲く可能性は高いとみていいだろう。
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