「S.W.A.T.」ジェイ・ハリントン、シェマー・ムーアらキャストは「大家族で戦友」

2019年7月19日 23:00

デヴィッド・“ディーコン”・ケイを演じるジェイ・ハリントン
デヴィッド・“ディーコン”・ケイを演じるジェイ・ハリントン

[映画.com ニュース]現在放送中のポリスアクションシリーズ「S.W.A.T.」シーズン2で、主人公ホンドー(シェマー・ムーア)を支える常に冷静沈着なベテランSWAT隊員デヴィッド・“ディーコン”・ケイ役を演じるジェイ・ハリントンが来日。「大家族で戦友」というキャストたちとの関係性を明かした。

※本記事は、「S.W.A.T.」シーズン1~2の内容に触れています。未見の方はご注意ください。

――今作は伝説的な1970年代ドラマのリブート版ですが、オリジナル番組はご存知でしたか? 周りの反応はいかがですか?

「オリジナル版については歌を覚えているくらいで、よくは知りませんでした。でも、父が見ていましたね! 出演が決まったときは、嬉しくてたまらなくてとても興奮しました。素晴らしい作品になるとわかっていましたから。友人や家族もドラマを気に入ってくれています。作品自体が好きなので、僕が出演しているのはオマケにすぎないみたいですが(笑)」

――これまでコメディドラマへの出演が多く、アクションドラマは新領域ですね。出演に至った経緯を教えてください。

「キャスティング段階でなかなかディーコン役が見つからす、プロデューサー陣が方向転換して、コメディをやっている俳優から探してみようということになったようです。実際のところ、コメディはドラマよりも演じるのが難しくて、良いコメディ俳優は重宝されています。コメディをやってきた経験が役に立って、今回は僕がチャンスを得たというわけです」

――本作に出演して、日常生活での変化はありますか?

「シーズン1からシーズン2にかけて10~15ポンド(4.5~6.8キログラム)体重を増やしました。(ムーアのポスターを指しながら)なんせこの男がいますから。彼に見合うようにしなきゃね(笑)」

――主演のシェマー・ムーアさんとはどのような関係性ですか?

「シェマーはパブリックイメージそのままの人です! おしゃべりで、情熱的で、とても誠実な男です。彼の人柄を表す話をしましょう。彼はシーズン1の途中で、脚本家たちに『ホンドーが活躍して全部解決、という話はもう止めよう』と言ったんです。『ディーコンも(リナ・エスコ演じる唯一の女性隊員である)クリスもみんなSWATの一員で、みんながスーパーヒーローだ。俺だけにフォーカスするのはやめてほしい』と。主演作を持つことは彼の夢でしたから、もちろん初めは注目されることも喜んだけれど、そのうちこれはチームの物語なんだと思ったようです。彼は本当にみんなのことを思いやり、気遣う人ですね」

――キャストの皆さんでトレーニングをすることもあるのでしょうか?

「もちろんです! 現実世界のSWAT隊員にすごくインスパイアされています。キャストをトレーニングしてくれるのですが、ある男性隊員は53歳でシェマーよりも大きな体をしていますよ。これがSWAT隊員のリアルなら、私もそれらしく見えないといけないと思っています。キャストだけでトレーニングすることもありますね。ある日、雨で撮影が押してシェマーとトレーニングをしていたら、(タン役の)デビッド(・リム)、(ストリート役の)アレックス(・ラッセル)、リナ、(ルカ役の)ケニー(・ジョンソン)みんなが参加してきて、音楽をかけて笑いながら1時間半くらい体を鍛えましたね」

――シーズン3の制作も決定し、役同様にキャストやクルーの絆も深まっているかと思いますが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

「もちろん仕事は一生懸命にやりますが、とてもゆったりしているんです。深い絆があって、本物の大家族、そして戦友といった感じです。雨のなか何時間も銃を構えて過ごしたりすることで、お互いの状態がわかるようになりました。リナが疲れているなとか、アレックスの調子が悪いなとか、肌で感じられるようになったことで、気遣い合っています」

――ディーコンはクールなキャラクターで、表情の演技が印象的です。どんなことを意識していますか?

「感情をあらわにしないところが、ディーコンを興味深いキャラクターにしていると思います。シーズン2では、そんな彼が溜め込んできた感情を爆発させる姿が見られますよ! 妻が病気になったり、新たに赤ちゃんができたり、家族を養うための金銭問題に悩ませられたり、苦労を強いられるんです」

(C)2018, 2019 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserve
(C)2018, 2019 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserve

――ディーコンは、後輩のホンドーがSWAT部隊のリーダーになったことで、悔しい思いもしています。そんなふたりの関係についてはどう思われますか?

「シーズン2では、そういう感情を乗り越えて、より絆が深まっている感じですね。ディーコンが問題を抱えているときに助けてくれるのは、ホンドーなんです。でも、いつライバル同士に戻るか分からないような関係でもあります」

――仕事をするうえでほとんどの人がディーコンのような挫折を経験し、彼に共感すると思います。ご自身は同じような経験をしたことがありますか?

「俳優として、挫折感を味わうことはしょっちゅうです。だからディーコンの気持ちが本当によくわかるんです。あとほんの少しで自分の役になったのに、という経験がたくさんありますから。みなさんに伝えたいのは、本当にやりたいことであれば、とにかく諦めないでほしいということ。私は俳優という仕事に就けて幸せです。朝起きて、『ああ、仕事に行きたくない』と、うなだれないで済む仕事に就いている人は、すごく幸運ですよね」

(C)2018, 2019 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserve
(C)2018, 2019 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserve

――シーズン1では、世間にアメリカ警察の多様性をアピールすることが、ディーコンの昇進を妨げた原因のひとつとして描かれました。現実にアメリカで起こっている問題を取り上げることがこのドラマをより意義深いものにしていますね。

「シーズン1の第1~3話くらいまで進んだ後、私たちから脚本家たちに、できる限りニュースでやっているような社会問題を取り上げてほしいとリクエストを出したんです。それが受け入れられて、シーズン2の半ば(第11話)では学校での銃乱射事件を取り上げています。残念ながら、アメリカでは銃の乱射事件は実際に起こっていて、たくさんの人が影響を受けています。番組として政治的な立場は取りませんが、私たちにはそういった慎重に取り扱うべき問題を描く機会が与えられていて、今後セクシャルマイノリティに対する問題なども発信していきますよ」

「S.W.A.T.」シーズン2は、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」で独占日本初放送中。

(映画.com速報)

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース