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佐藤勝利、映画単独初主演! キンプリ高橋海人と“令和版「野ブタ。をプロデュース」”に挑む

2019年7月15日 04:00

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漫画「セトウツミ」の此元和津也氏が オリジナル脚本を執筆
漫画「セトウツミ」の此元和津也氏が オリジナル脚本を執筆
(C)2019日本テレビ/ジェイ・ストーム

[映画.com ニュース] 人気アイドルグループ「Sexy Zone」の佐藤勝利が映画単独初主演を飾り、「King & Prince」の高橋海人が共演する「ブラック校則」が11月1日に公開されることがわかった。漫画「セトウツミ」の此元和津也氏がオリジナル脚本を手掛け、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」の河野英裕氏がプロデューサーを務める。菅原伸太郎監督(「いちごの唄」)がメガホンをとり、佐藤&高橋コンビが思いを寄せる少女を救うために理不尽な校則に立ち向かう、“令和版「野ブタ。をプロデュース」”とも言える物語を紡ぐ。

映画に加え、日本テレビの深夜ドラマ枠「シンドラ」で10月期に放送され、Huluでも配信される本作の題材は、若者を縛りつける“ブラック校則”。「男女は1メートル以上離れる」「下着は白のみ着用可」「寒くてもマフラー、タイツは使用禁止」「ペットボトルの持ち込み禁止」「授業中のトイレは男子1分、女子3分以内」など、教育の域を超えた“生徒いじめ”ではないかと疑問視する声もあがっている。数年前に大阪の高校で起きた「髪染め強要問題」は、生まれつきの髪を黒く染めるよう強要されたことが裁判にまで発展した。

物語の舞台は、校則により生徒の髪形、服装、行動などを厳しく制限する光津高校。無個性集団の中でも一際目立たない存在である高校2年生の小野田創楽(そら)は、クラスの最底辺で最低の青春を送っていた。一方、創楽の親友・月岡中弥(ちゅうや)は空気を読まないタイプで、いつも予測不能な行動で周囲を驚かせる。そんな正反対の2人が恋心を抱いているのは、生まれ持った栗色の髪が美しく、髪染めを強制するルールに反発した不登校気味の女の子。創楽と中弥は彼女のために、ブラック校則に立ち向かうことを決意する。

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橋本環奈とのダブル主演作「ハルチカ」や、ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」に出演してきた創楽役の佐藤は「僕は久しぶりの学園ものですし、同世代の俳優の皆さんとのお芝居がとても楽しみ」「カイと一緒に作品を作れるということで、フレッシュなエネルギーがたくさんつまった、素敵な作品にしたいと思ってます!」と、ジャニーズ事務所の後輩・高橋への愛をにじませる。映画初出演となる中弥役の高橋は、「僕は映像作品に出させてもらうのが2回目なのですが、『ずっと映画にも出たい!』と思っていたので、撮影も楽しみです。作品の魅力を100%伝えられるように、死ぬ気で頑張ります!」と意気込んだ。

河野氏は「『野ブタ。をプロデュース』というドラマを作っている時、世の中からいじめがちょっとでもなくなればと思ってましたが、今でもいじめはなくなりません。この『ブラック校則』でも理不尽な校則や目に見えない圧力みたいなものが、少しでも減ったらと思っていますが、きっとビクともしないでしょう」と語りながらも、「創楽と中弥の2人が笑って泣いてバカやって必死に走り回る姿を思い出したら、まあなんとかなるか、と思えるような物語になれるように、キャスト・スタッフ全員でがんばります」とメッセージを伝えた。

ブラック校則」は、8月上旬にクランクイン。11月1日から全国で公開される。

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