唐沢寿明「声優はウッディだけ」 初登場“フォーキー”を演じる竜星涼との関係性は?
2019年7月11日 12:00

[映画.com ニュース] 俳優の唐沢寿明がディズニー/ピクサー最新作「トイ・ストーリー4」の日本語吹き替え版で、主人公のカウボーイ人形・ウッディの声を演じている。1996年に日本公開された「トイ・ストーリー」以来、すべての作品で同役を担当。今回、約9年ぶりのウッディ役で「久しぶりだから、テンションを取り戻すのに時間がかかっちゃって(笑)。でも、声優はウッディだけと決めているんです。子どもたちにウッディって呼ばれることも多いし、嬉しいですね」と役柄への強い思い入れを示した。
「第1作が23年前でしょ? これは何度も言っていますけど、正直、ここまで愛される人気シリーズになるとは思っていなかった。で、『トイ・ストーリー』の何が良いかって、おもちゃたちや持ち主はもちろん、観客が大切なことを学びながら、成長できる点だと思うんですよ。ある程度の年齢になったら、誰かにおもちゃを託して、ちゃんと大人になれよと。だからこそ、世代を超えて、愛されるんだと思うし、特に今回は“自立”がひとつのテーマになっていて、ストーリー自体もずいぶん大人っぽい」(唐沢)
ウッディの相棒といえば、所ジョージが声優を務めるバズ・ライトイヤーだが、「トイ・ストーリー4」で共演シーンが多いのは、新キャラクターのフォーキーだ。ウッディたちの持ち主である幼稚園児のボニーが、先割れスプーンで作ったシリーズ初の“手作りおもちゃ”。自分のことをゴミだと思っていて、ウッディが目を離すとすぐゴミ箱に直行してしまう問題児である。日本語吹き替え版で、フォーキー役を担当するのが、声優初挑戦の竜星涼だ。
「生まれたてのキャラクターなので、シリーズ初参加の僕にはぴったりかなって(笑)。実際には本当に難しく、苦戦しました。戦隊ものやモノローグ風のアフレコは経験がありましたが、それとはまったく別物ですし。フォーキーは愛嬌があって、憎めない存在。そして、周りを巻き込んでいく……。意識したのは、かわいらしさ。イメージとしては3歳児ですね。ウッディとの冒険を通して、自分がゴミではなく、ボニーの大切なおもちゃなんだと認める姿にぜひ注目してほしいです。結末は、誰も想像できないんじゃないですか? これまでの友情を思うと、本当に胸が熱くなりました」(竜星)
ウッディがフォーキーにとって、おもちゃの先輩だとすれば、唐沢は同じ俳優である竜星の先輩にあたるといえるだろう。「(年齢的には)親であり、目指すべき頼れる兄貴でもあります」(竜星)、「彼にとって、こういう大作に関わることは良いことだと思うんですよね。それに難しい役を見事に演じていると。僕だったら、いきなりこんなに上手にはできなかったから」(唐沢)。“ふたり”がトボトボと夜道をさまよう姿は、キャラクターの愛らしさに加えて、両者の距離がグッと近づく絶妙なバディトークが見どころの名シーンになっている。
「トイ・ストーリー4」は、7月12日から全国で公開。
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