実写版「リトル・マーメイド」アースラ役にメリッサ・マッカーシーが交渉中
2019年7月2日 11:00
[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーの実写映画版「リトル・マーメイド」に、メリッサ・マッカーシーが海の魔女アースラ役で出演交渉中であることがわかった。米バラエティが独占で報じている。
オリジナルとなる1989年の長編アニメーションは、アンデルセンの童話「人魚姫」をインスピレーションに、地上の世界に憧れる好奇心おう盛なプリンセス、アリエルの恋と冒険を、「アンダー・ザ・シー」「キス・ザ・ガール」といった数々の名曲にのせて描き、世界中で大ヒットを記録した。
ロブ・マーシャル監督がメガホンをとる実写版には、脚本のデビッド・マギー以下、プロデューサーのマーク・プラットとジョン・デルーカ、オリジナル版で第62回アカデミー賞作曲賞に輝いたディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンとタッグを組んで新たな楽曲を提供するリン=マニュエル・ミランダと、「メリー・ポピンズ リターンズ」のスタッフが再結集する。
コメディ女優として全米を中心に絶大な人気を誇るマッカーシーだが、昨年は伝記作家リー・イスラエルの回顧録を映画化した「ある女流作家の罪と罰」でこれまでのイメージを覆すドラマチックな演技を披露し、アカデミー賞主演女優賞をはじめとする数々の映画賞にノミネートを果たした。
ディズニーの製作陣は本作の準備を進めるにあたり、今なお世界中で愛される傑作アニメーションに敬意を表しつつ、現代の観客にアピールするキャスティングを目指しているとのこと。自身初のファミリー向け作品となる実写版「リトル・マーメイド」で、マッカーシーが伝説のディズニー・ヴィラン(悪役)をどう演じ上げるのか、続報を含め期待が高まる。