小林幸子、「ミュウツーの逆襲」主題歌「風といっしょに」は「私にとって宝物」
2019年6月30日 15:53

[映画.com ニュース] 人気アニメ「ポケットモンスター」の映画第22作「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の完成披露試写会が6月30日、都内のホールで行われた。
1998年の劇場版第1作を3DCGで再映画化。第1作から20本を手掛けている湯山邦彦監督は、「アニメの原点、核になる部分でもあるので、初の映像がどう受け止められるのか楽しみ」と期待。シリーズ初参加で、CGを担当した榊原幹典監督も「21年前は観客席で見ていて、いつかこういう映画を作りたいと思っていた。チャンスをいただけて幸せです」と喜びをかみしめた。
主人公サトシ役の松本梨香は、「サトシの歯並びがきれいで、帽子の素材までリアルでビックリした。圧巻の映像で、ものの3秒で感動の涙が出てきた」と興奮が抑えきれない様子。「(脚本の)首藤剛志さんや、(オーキド博士役の)石塚運昇さんに見せたかった。100年、200年残る作品だと自負しています」と、シリーズに関わった故人に思いをはせた。
シリーズ全22作でゲスト声優を務める山寺宏一は、「ポケモンがあったから、『おはスタ』の司会ができて人生が大きく変わった」と感慨深げ。再び伝説のポケモン・ミュウの声を担い、「高い声が出るか不安だったけれど、頑張りました。見る時は、おじさんの顔は忘れてね」とちびっ子たちに呼びかけた。
21年ぶりにボイジャーの声優に挑んだ歌手の小林幸子も、「若く聞こえるかなと思い声を高くしてみたけれど、監督から今のままでいいと言われました」と苦笑。中川翔子とのデュエットによる“進化”バージョンとなった主題歌「風といっしょに」も披露した。
松本は、「21年前に映画になると聞いた時に、皆でヤッターと言ってハグしたことを思い出した」、山寺も「涙をこらえるので精いっぱい」と感激の面持ち。小林は、「しょこたんと一緒にイベントで歌っても、子どもを抱いたお母さんが一緒に歌ってくれる。私にとっても宝物(の歌)です」と優しい笑みを浮かべていた。
「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」は、7月12日から全国で公開される。
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