西野七瀬&グループ愛が炸裂した「乃木坂46」ドキュメンタリー 予告編もお披露目
2019年6月25日 20:20
[映画.com ニュース]人気アイドルグループ「乃木坂46」の活動に迫ったドキュメンタリー映画第2弾「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」の完成披露上映会が6月25日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、同グループの秋元真夏、梅澤美波、齋藤飛鳥、高山一実、与田祐希、メガホンをとった岩下力監督が登壇した。この日はメンバーにサプライズで予告編(https://youtu.be/oOpY53cfRuQ)が初公開され、与田は「卒業した(西野)七瀬さんは大きな存在でした。予告編だけでも、もう泣きそうです」と感慨深げに語っていた。
2011年の結成から着実に実力と人気を蓄積し、いまや日本屈指のアイドルグループへと成長を遂げた「乃木坂46」。18年は史上初の神宮球場と秩父宮ラグビー場の2会場同時ライブ開催に加え、日本レコード大賞連覇という偉業を達成。そして、19年はエース・西野七瀬の卒業公演を経て、令和という新時代を迎えた。15年に公開された第1弾「悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46」に続く4年ぶりの新作では、多くの貴重映像とメンバーたちの証言で紡いだグループの“今”を知ることができる。
個人にフォーカスした前作に比べ、グループの仲の良さが描かれているという本作。秋元は「最近の方がメンバー間で気を遣う部分は減ってきて。踏み込んでいって、『これは言っても大丈夫かな』というラインも分かるようになってきました。冗談言い合えるよね」と笑顔を浮かべ、高山も「何をやっても許してもらえるっていう安心感もあるし。メンバーのコンプレックスを感じている部分すらも好きだなっていう、全部好きみたいな状態になった」とグループ愛をにじませる。
「乃木坂46」のライブで何万人もの観客を目の当たりにしたという岩下監督は「お客さんの代わりに(自分が)現場に投入されたと思うと、『ひよっては(怖気づいては)いけない』と思って。カメラが被写体に近い、手を伸ばせば届きそうな画で全編を彩れたら素敵だなと考えていました」とこだわりを明かす。秋元も「メイキングとかでカメラが入ることはアイドル生活に多いので、ドキュメンタリーのカメラをあまり意識しなかったです。どれだけ素が映されてしまっているのか、怖いです。ギャップを知られるのも怖いですね……それぐらい、違和感なく撮影して頂きました」と素の表情がちりばめられた作品を振り返った。
それぞれの印象的なシーンについて、秋元は「生田絵梨花ちゃんとのシーン。お互いの思いや普段聞くことができなかった部分を語ってるんですよ。普段から仲が良いこともあって、(本音を)聞けたことが嬉しかった。映画を見た後に『いくちゃん!』って叫んでメールをしちゃった」とニッコリ。齊藤は「日本レコード大賞や(NHK)紅白歌合戦の裏側も撮ってもらってるんですけど、メンバーが喜んでいる時に、我らがマネージャーががっつり出てきて。そこは日本中が笑いに包まれると思います」と自信をのぞかせ、さらに「卒業した西野もしっかり出てくるので、去ってしまった西野ファンにも見て頂きたいです」と猛アピールし、会場の笑いを誘った。
「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」は、7月5日から全国で公開。
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